温冷浴(おんれいよく)は、自律神経を整えることで美肌や免疫力アップに効果がある入浴法。温かいお風呂と水風呂に交互に入ります。とはいえ、冬に水風呂に入るの勇気のいるもの。そもそも家に水風呂があるという人はほぼゼロでしょう。じつは、温冷浴は水風呂に入らずに冷水シャワーでOKなのです。
温冷浴の「水」はぬるま湯でもOK
温冷浴の基本は、温浴と冷浴を交互に繰り返すこと。正しくは、温かい風呂と水風呂に交互に入らなければなりません。実際、温冷浴を極めようと、自宅に水風呂を設置しているツワモノもいます。
温冷浴の順番は「水・お湯・水・お湯・水・お湯・水」。水で始まり、水で終わります。とはいえ、温冷浴の目的は自律神経に負荷をかけること。それはすなわち、外界からの刺激であるお湯とお水の温度差を作ることにあります。
このため、温冷浴は温かいお風呂と冷水シャワーの組み合わせで実践可能。しかも、震えるような冷水を浴びる必要はありません。「水」部分は温度差があるならぬるま湯でもOK。慣れるに従って、その温度差を広げていけばよいでしょう。
温冷浴の「お湯」をシャワーにする
さらに、温冷浴は「お湯」部分も必ずしも湯船につかる必要はありません。夜は風呂に入らず朝にシャワーを浴びるだけという人でも、温冷浴は実行できます。温冷浴で大切なのは温度差があるかどうかです。
そこで、シャワーで始める温冷浴のやり方を紹介しましょう。まず、お湯が出るまで水シャワー、お湯が出たらそのままシャンプーで洗髪します。そのままお湯で泡を流したら、温度を下げて水シャワー。いったんお湯を浴びてから体を洗います。
お湯で泡を流したら水シャワー、温度を戻してお湯を浴びたら、最後に温度を下げて水シャワーを浴びるのです。実践するとわかりますが、朝にシャワーを浴びる一連の流れに、ちょっと水シャワーを加えるだけ。時間にすればプラス1分程度です。
■「温冷浴」おすすめ記事
温冷浴(おんれいよく)効果は自律神経にアリ
冷水シャワーで始める「温冷浴」マニュアル
水風呂に冷え性改善や美肌効果がある理由?
■「風呂」おすすめ記事
自宅の風呂で筋トレ!たった1分半の腹筋メニュー
「ヒートショックプロテイン入浴」で筋肉痛を防ぐ
■「冷え性」おすすめ記事
水風呂に冷え性改善や美肌効果がある理由?
冷え性なのに手足が冷たくなる症状が出ない理由
冷え性の原因が交感神経のときの10分間入浴法
冷え性の原因「梨状筋」コリをチェックする方法
毛細血管を鍛えると冷え性や肌の老化が改善する
【関連リンク】
その気になればすぐ!?内臓脂肪レベルの落とし方
「体幹」と「インナーマッスル」の鍛え方の違い
皮下脂肪を落とすだけで腹筋を割る方法とは?
体脂肪率の理想は腹筋が割れる「10%以下」
ぽっこりお腹を引き締めるインナーマッスル腹筋