皮下脂肪は適度な量が全身に付いていて、柔らかくある程度の弾力がある状態がベストです。感触でいえば、つきたてのお餅くらい。皮下脂肪は部位によって柔らかかったり固かったりしますが、本来は均一であるべきです。よい皮下脂肪と悪い皮下脂肪を見分ける方法を見ていきましょう。
悪い皮下脂肪は固くてつまめない
皮下脂肪が部位によって固かったりするのは、もともとの体質ではありません。皮下脂肪に老廃物が溜まっていたり、それが進行してセルライト化している場合がほとんど。また、流れ落ちた皮下脂肪が溜まっている場合もあります。
そんな理想的な皮下脂肪に対して、悪い皮下脂肪は固くてつまめなかったり、逆に柔らかすぎたり、さらにはボコボコしたしたりする状態。そんな悪い皮下脂肪が発生するには、それなりの原因があるのです。
ダイエットによる過度な体重の減少は、柔らかすぎる皮下脂肪を生み出します。3か月で10kg以上ダイエットした経験のある人は、皮下脂肪が全体的に柔らかくてハリがないのが特徴です。
固い皮下脂肪は過度な体重増で発生
逆に過度な体重の増加は、固い皮下脂肪を発生させます。平均体重よりも10kg以上重い人の場合、たいていは皮下脂肪が全体的に固く、厚みがあるもの。指で押しても指が入りにくく、重みがあるのも特徴です。
水分不足も固い皮下脂肪の原因となります。これは、水分不足だと老廃物を体外へ排出する機能が悪くなるため。皮下脂肪が固くなるだけでなく、セルライトもできやすくなってしまいます。
塩分の摂りすぎも皮下脂肪に影響大。老廃物が排出されにくい体になるため、皮下脂肪が固くなったり、セルライトができやすくなります。場合によっては、マッサージすると痛みを感じることもあるほどです。
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