顔のリンパマッサージと聞くと顔をゴリゴリするイメージがありますが、それは大きな誤解。そもそも顔のリンパマッサージといっても、始めるのは肩と首周辺から。しかも、力加減はあくまでもソフトタッチ。なでるようにマッサージします。顔のリンパマッサージを肩と首から始める理由を見ていきましょう。
顔のリンパマッサージは肩と首から
顔のリンパマッサージは、肩と首からマッサージしていくのが基本。まずは鎖骨が動くように前5回、後ろ5回、なるべく大きく肩を回します。続いては、指の腹で鎖骨の上のくぼんだ部分のマッサージです。
力の化減は、台所用スポンジの山の部分だけがへこむくらいの強さ。余りを力を入れすぎてしまうと逆効果です。押してしまうと、逆にリンパの流れを止めてしまったり、リンパ管を傷つけてしまう恐れがあります。
なんとなく、マッサージは痛気持ちいいくらいの力加減と思っている人も多いでしょう。ただし、それは筋肉をほぐすときの話。顔のリンパを流すためのマッサージは、ちょっと目的が違うため、力加減はソフトでOKです。
顔のリンパマッサージは首から流す
続いて、顔のリンパマッサージを行うのは首の左右。首の付け根から耳たぶまでを上下に2等分してマッサージします。まず下半分から回すように3回程度。首の形に指をフィットさせて、やさしく回します。
続いて、首の上半分も3回ほど回したら、最後に鎖骨に向かってなでるように、やさしくマッサージ。顔のリンパマッサージを行う前に、首のリンパ液を流しておくことが大切です。
顔のリンパ液はすべて首を通って鎖骨付近に流れています。このため、首のリンパ液を先に流しておくと、その後の効果がアップするのです。こうして顔のリンパを流れやすくしたところで、いよいよ本題のマッサージに進みます。
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