頭が良くなる方法は小学生でスイミングの習い事

部活で運動三昧だった高校生が現役で東大に合格したという話は聞いたことがあるでしょう。じつは、頭が良くなる方法とは運動すること。運動しているとき、脳は体をコントロールするために活発に活動しています。幼少期にしっかり運動して脳を活性化させておくことが、頭がよくなる方法なのです。

頭が良くなる方法はスイミング

東大生が小学生のときにやっていた習い事ランキングを見てみましょう。4位は習字、3位が英語、2位がピアノ。そして、意外にも1位はスイミングです。これはほかの大学生の習い事ランキングでも変わりません。

ただし、スイミングについては東大生の67％が習い事していた一方、ほかの大学生は42％と、大きな差が開いていました。頭が良くなる方法は小学生でスイミングの習い事をさせることといえるかもしれません。

私たちが運動するとき、脳の中では筋肉や関節を動かすための指令が盛んに出ています。歩いていても、まわりの景色や地面のコンディションは常に変化。それに対応するために脳は活発に活動しているのです。

アメリカの研究グループによる、マウスの運動と学習効果の関係を調べた実験があります。同じ条件で育てたマウスを5日間、毎日運動させたグループと狭いカゴで過ごさせたグループとに分類。経過日数と迷路のクリア時間を調べました。

すると、1日目はどちらのグループも50秒ほどだったクリア時間が、カゴのグループは5日目には20秒ほどまで短縮。一方の運動していたグループは、その半分以下の10秒弱でクリアできるようになっていたのです。

すなわち、頭が良くなる方法は運動をすること。体を活発に動かして運動することは、脳の機能を高めるわけです。ラットによる別の実験では、短期記憶を司る脳の海馬の神経細胞が運動によって増殖することもわかっています。

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