巻き肩は胸を圧迫するため、呼吸が浅くなってしまう原因。そこで、いますぐ簡単にできる巻き肩を改善するストレッチを紹介しましょう。1つはこのストレッチにはタオルを使用します。立った状態で両手でタオルを肩幅よりやや広めの位置で持ったら準備完了です。もう1つはスキージャンプのポーズです。
巻き肩を改善するストレッチポーズ
タオルを使ったストレッチは、両手をそのまま頭の上に上げてください。このとき、タオルがたるまないようにピンと引っ張っておきます。そして、このままタオルが頭の後ろを通るように、両ひじを曲げられるところまで曲げるのです。
このとき、胸を張るようにしてひじがなるべく後ろに行くように意識します。この上下運動を10回ほど繰り返すのが巻き肩改善ストレッチ。血行がよくなっているお風呂上りに実践するのが効果的です。
もう1つ、巻き肩を改善するのに効果的なストレッチがスキージャンプのポーズ。手をだらんとしたに垂らして、前から手の甲が見えたら巻き肩といわれます。そこで、手の平が前に見えるようにして、そのまま後ろに腕を引き上げるのです。
巻き肩の改善で大きく動かす肩甲骨
ちょうどスキージャンプの選手が空中で空気の流れをコントロールしているようなポーズ。腕を引き上げると、肩甲骨同士がくっ付くのがわかるでしょう。これをテレビを見ているときや散歩中など、気づいたときに行うのです。
この巻き肩改善ストレッチで大きく動かすのが肩甲骨。じつは人間の体の中で特殊なものなのです。というのも、頭蓋骨から足まで骨はすべてつながっています。しかし、肩甲骨だけは浮いた状態。どこの関節とも付いていないのです。
肩甲骨は筋肉だけでつられているもの。自由度が大きいだけに、それだけ崩れやすい部位でもあります。こまめに肩甲骨まわりをストレッチすることで、巻き肩を改善することができるのです。
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