筋トレで重要なのは「運動・休養・栄養」の3つ。とくに筋肉を作る重要な栄養素はタンパク質です。人間の体の20%ほどがタンパク質でできています。筋肉だけでなく、脳や内臓、神経、血管、皮膚、髪の毛、白血球、赤血球、ホルモンもタンパク質が主成分なのです。
筋トレなら1.5倍のタンパク質
これらを構成しているタンパク質は、じつに1か月で半分が入れ替わっています。このため、筋トレ時のみならず、ふだんからタンパク質はしっかり摂取するようにしなければなりません。
タンパク質は、現状を維持するだけでも1日あたり体重1kgに1gの補充が必要です。筋トレで筋肉を大きくしていこうというのであれば、通常の1.5倍となる体重1kgに1.5gの摂取が目安になります。
ちなみに、食事で摂取したタンパク質はアミノ酸に分解され、人間に必要なタンパク質に再合成。それらが筋肉や各組織に分配されて体を作ります。また、筋トレなどの運動時には筋肉が傷つくため、その修復にもアミノ酸が必要です。
筋トレ時のタンパク質の補給
ちなみに、肉類や魚介類は100gで20g前後のタンパク質が摂れます。ただし、一度に摂って効果のあるタンパク質は20gほど。すなわち、3食とも肉類や魚介類を摂ったり食間にヨーグルトやゆで卵を食べたりして補う必要があるのです。
そんな筋トレ時のタンパク質の補給には、アミノ酸のサプリメントが活用するのがおすすめ。せっかく筋トレしても筋肉の材料がなければ、せっかくのトレーニングが無駄になってしまうからです。
アミノ酸のサプリメントは30分ほどでダイレクトに吸収され、血液に溶け込んで必要な場所まで運ばれます。そして、アミノ酸が必要になるのは成長ホルモンが分泌されるタイミング。それが筋トレの1時間半後です。
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