緊張型頭痛にも偏頭痛にも効果のある「頭痛体操」を紹介しましょう。頭痛体操は首を動かさずに、後頭部の首のあたりをストレッチする運動。頭痛体操を行えば、緊張型頭痛の人はほとんどよくなるとか。片頭痛の人もずいぶん予防できます。頭痛体操のやり方を見ていきましょう。
頭痛体操は顔を正面にしたまま
偏頭痛の重症度は中指でわかります。じつは、後頭部の首の付け根部分を押して痛みが出る人は、偏頭痛が進んでいる場合が多いのです。なかでも、とても痛かった人はこれから慢性化する恐れがある人になります。
そんな頭痛を解消・予防する体操があります。専門家も認める「頭痛体操」です。ただし、偏頭痛の人は頭痛のあるときには、けっして行わないでください。運動で血流がアップして頭痛が悪化してしまいます。
頭痛体操は、足を軽く開いて立ったら、こぶしを軽く握って腕を胸のあたりに上げて、顔を正面に向けたら準備完了。頭痛体操はこの体勢で顔を正面にしたまま、体を左右にひねるのです。
頭痛体操の時間は2分が目安
頭痛体操で頭痛が解消・予防できるメカニズムは、じつは解明されていません。後頭部から首にかけての部位がストレッチされることで、痛みを受け止める脳の視床によい影響を与えらえると考えられています。
頭痛体操の時間は2分が目安。首から肩にかけての部位がストレッチされるように動かすのがポイントです。意識としては首は動かしていませんが、結果的に首をストレッチすることができます。
もう1つ、頭痛体操を紹介しましょう。リュックを背負うように腕を前に回す動きと、服を脱ぐように腕を後ろに回す動きです。これで首筋から肩甲骨の周囲がよくストレッチされます。
■「頭痛」おすすめ記事
低気圧の頭痛を治すなら酔い止め薬を飲むべし
気象病の予防には抗ヒスタミン剤の酔い止め薬
気象病は内耳の気圧センサーが敏感な人におこる
気象病には晴天のときに発症する病気があった
脳内麻薬をコントロールして気象病を治す方法
■「体操」おすすめ記事
ゴキブリ体操でインナーマッスルを鍛えて痩せる
ゾンビ体操1日3回で30分間のウォーキング効果
ブラジル体操で覚えておきたい基本メニュー6つ
【関連リンク】
胃下垂の治し方!!インナーマッスルを鍛えるべし
低気圧の頭痛を治すなら酔い止め薬を飲むべし
鼻づまりを10秒で治す方法「脇の下にコブシ」
ゾンビ体操1日3回で30分間のウォーキング効果
ふくらはぎの筋肉は短距離と長距離で大きく違う