いま注目を浴びている物忘れ予防法があります。それが「コグニサイズ」と呼ばれる脳を活性化するエクササイズ。簡単にいえば、少し負荷のかかる運動をしながら脳トレをすることで、脳を活性化しようというものです。コグニサイズのやり方について、詳しく見ていきましょう。
コグニサイズが認知症の発症を遅延
危険な物忘れを予防するのに効果的な方法を紹介しましょう。それが「コグニサイズ」と呼ばれるもの。国立長寿医療研究センターが推奨している、運動と脳トレを合わせた物忘れ予防法です。
コグニサイズとは、認知を意味する「コグニション」と「エクササイズ」を組み合わせて作った造語。体を動かしながら脳を鍛えることで、脳を活性化して認知症の発症を遅延させることが目的です。
さっそく、コグニサイズのやり方を見てみましょう。まずは「カウントしながらステップ」です。足の動きは両足を揃えた状態から、右足を右に出したら戻して、次に左足を左に出して戻します。
毎日5分ほどコグニサイズを行う
これを左右交互に繰り返しながら、1から順番にカウントしてください。ただし、3の倍数のときは数字をいわずに手を叩くのです。毎日5分ほどコグニサイズを行うことで、物忘れ予防に効果があります。
実際、愛知県の研究では軽度認知障害の人がコグニサイズを続けることで物忘れが軽快したというデータもあるほど。また、コグニサイズはこの「カウントしながらステップ」のほかにも、いろいろなメニューがあります。
いずれのコグニサイズにも共通しているのが、1つは運動が全身を使った軽く息がはずむくらいの中強度程度の負荷がかかるものであること、もう1つが運動の方法や認知課題自体をたまに間違えてしまうくらいの難易度の高い認知課題。この組み合わせがの脳活性化を促すのです。
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