顔のシミやしわの原因は、毛細血管のゴースト化にあります。運動不足などで毛細血管が消えてしまう現象です。顔の毛細血管がゴースト化すれば、シミやしわの原因となります。そして、毛細血管のゴースト化は「瘀血（おけつ）」でおこりやすいのです。瘀血の簡単チェック法を紹介しましょう。
瘀血は血流などが滞っている状態
いつまでも若々しさを保つためには、血管を元気にすることが大切です。なかでも重要なのが毛細血管。手足の先まで細かく張り巡らされている毛細血管は、全身の血管の90％以上を占めています。
そんな毛細血管は運動不足や食べすぎ、肥満などが原因でゴースト化するもの。つまり、毛細血管がお化けのように消えてしまうことがあるのです。そして、顔の毛細血管がゴースト化するとシミやしわの原因になります。
そんな毛細血管のゴースト化のキーワードとなるのが「瘀血」です。瘀血とは漢方で使われる言葉で、血流などが滞っている状態のこと。毛細血管がゴースト化している人は瘀血になっていることが多いのです。
瘀血かどうかのチェックは簡単
じつは、瘀血かどうかのチェックは簡単にできます。舌を出して裏返したときに見える2本の静脈をチェックするのです。英語のアールを発音するときに、舌を丸めるときのようにします。
ここで健康な人であれば、静脈はピンク色で見えづらい状態。ところが、舌の裏側にある2本の静脈が黒っぽく浮いて見えると瘀血の可能性がアリ。体の毛細血管がゴースト化している可能性大です。
実際に街頭で、どれくらいの人が瘀血なのかを調べてみました。20～70代の合計17人の舌をチェックしたところ、なんと半数以上の10人に瘀血の兆候が見られたのでした。
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