がん予防になる「みかんの皮」をおいしく食べる

がんの原因となる活性酸素を抑えるとして注目されているのがβクリプトキサンチン。じつはみかんの皮に多く含まれています。とはいえ、いくらがん予防の食べ物だといっても、みかんの皮を食べるのはハードルが高いもの。そこで、がん予防になる「みかんの皮」をおいしく食べる方法を紹介します。

みかんの皮はがん予防になる食べ物

みかんの皮にはβクリプトキサンチンが多く含まれるだけでなく、さらに発がん性物質を抑える働きがあるリモネンも豊富です。みかんの皮は、ダブルでがん予防になる食べ物なのでした。

とはいえ、みかんを皮まで食べるという人はほとんどいないでしょう。食べるならパリッパリに乾かしてから食べるのがコツ。じつは、乾燥させたみかんの皮は漢方では、陳皮といわれ、乾燥させることで成分が凝縮するのです。

実際に、乾かしたみかんの皮を食べてみると、漢方のような香りにみかんの味があいまった感じ。おいしくもないぶん、まずくもありません。これを1日スプーン1杯ほど食べるとよいでしょう。

乾燥させたみかんの皮がそれでも食べづらいという人は、スプーン1杯分を紅茶やヨーグルトに入れるとよいでしょう。あるいは柚子を入れる感覚で、みそ汁に入れるのもおすすめです。

みかんの皮である陳皮は、インターネット通販で400円ほどで販売されています。もちろん、自宅でも簡単に作ることが可能。陳皮の作り方は、まずみかんの皮を殺菌するために、80度のお湯に3分間漬けます。

その後、みかんの皮を洗ってキッチンペーパーで水気をとったら、風通しのよい場所でカリッカリになるまで数日間、天日干しをするのです。そして、綿棒で細かく砕いてあげれば陳皮のでき上りとなります。

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