筋トレ効果を最大化するには食事にも気を使わなければなりません。筋トレの食事では、筋肉の材料となる肉や魚、牛乳などに多く含まれるたんぱく質を積極に摂るようにします。ただし、それだけでは不十分。筋トレの食事にはビタミンとミネラルも忘れずに摂らなければなりません。
筋トレの食事にビタミンB群とC
筋トレの食事はたんぱく質を多めに摂るの基本ですが、どうしても当日ばかりに目が行きがち。しかし、筋トレ翌日や翌々日も超回復で筋肉が作られています。筋トレがオフの日の食事もたんぱく質は多めに摂りましょう。
筋トレの食事には筋肉作りのためのたんぱく質以外にも、摂るべき栄養素があります。それがビタミンとミネラルです。筋トレの食事になぜビタミンとミネラルが必要になるのか、その働きを見ていきましょう。
筋トレの食事で摂りたいビタミンは、ビタミンB群とビタミンCです。B群は3大栄養素の代謝を助けますが、なかでもビタミンB6はたんぱく質、ビタミンB12はアミノ酸を代謝するのです。
筋トレの食事でカルシウムと鉄
ビタミンB6はにんにくやマグロ、ビタミンB12はしじみやアサリなどの貝類に多く含まれます。ビタミンB6やB12と協力するビタミンB1も、玄米や全粒粉パンなどの精製度の低い穀物から摂るようにしましょう。
筋トレの食事で摂りたいミネラルは、カルシウムと鉄になります。カルシウムは筋肉の収縮に不可欠な栄養素。日本人に欠乏しやすいといわれています。牛乳やヨーグルトなどの乳製品、厚揚げなどの大豆食品などから摂取しましょう。
鉄は赤血球で酸素を運ぶヘモグロビン、筋肉内で酸素を運ぶミオグロビンの成分です。鉄が足りなくて貧血気味では、筋トレがきっちとこなせません。緑黄色野菜やレバー、赤身肉など筋トレの食事に組み込んで、鉄を摂取しましょう。
【関連リンク】
筋肉をつける食事の基本はタンパク質とビタミンB6
1日5回!腹斜筋の筋トレでお腹をへこませる
細マッチョになる筋トレがインナーマッスル腹筋!
筋トレ後のプロテインは牛乳やゆで卵で十分
腹式呼吸は2種類ある!順式と逆式で効果が違う