筋トレの食事の基本はたんぱく質を摂ること。植物性たんぱく質よりも動物性たんぱく質のほうが筋肉になるスピードが速いといわれています。ただし、摂取したたんぱく質を効率的に筋肉にするには、摂り方にコツが必要です。また、筋トレの食事に絶対に避けるべきメニューも存在します。
筋トレの食事はたんぱく質と糖質
じつは糖質と同時に摂ると、たんぱく質が筋肉に取り込まれやすくなります。糖質を摂ると血糖値があがるためインスリンが分泌。糖質を肝臓や筋肉に蓄積しようとします。
このとき、血液中にたんぱく質があると、糖質と一緒に筋肉に取り込まれるのです。すると、効率的に筋肉を増やすことができるというわけ。筋トレの食事では、たんぱく質に糖質を組み合わせることを忘れてはいけません。
また、食事は筋トレ後30分がベストタイミング。筋トレで筋細胞の糖質が枯渇していると、インスリンが優先的に糖質とたんぱく質の取り込みを促すからです。筋細胞の糖質が枯渇しているうちに筋トレの食事は摂るようにします。
筋トレの食事で避けるべきメニュー
なお、三大栄養素にはたんぱく質と糖質のほかに脂質もあります。筋トレの食事では、脂質はなるべく摂らないようにするのがセオリー。普通に食事をしていれば、調理油や肉に含まれる脂質で十分にまかなえます。
そして、筋トレの食事でとくに気をつけたいのが糖質と脂質の組み合わせ。糖質を摂ってインスリンが分泌されたときに血液中に脂質があると、脂質が脂肪細胞に取り込まれやすくなるからです。
糖質と脂質の組み合わせといえば、ケーキやピザ、ラーメン、カレーライスなどが代表的なメニューになります。筋トレの食事には、こういったメニューは絶対に避けるようにしましょう。
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