スポーツは疲労との戦いです。いかに早く疲労をとるかが勝敗を左右するともいえるでしょう。そして、疲労回復に効果的なのがクールダウンです。スポーツになじみがない人なら、整理体操といえばわかるかもしれません。体育の授業の終わりにやっていた整理体操こそ、クールダウンだったのです。
クールダウンはおそろかになりがち
クールダウンは、要は運動の最後に行う軽い体操のこと。英語で表記すると「Cool Down」。運動で熱くほてった体を冷ます作用があります。
とはいえ、運動する前のウォーミングアップが入念に行われるのに比べて、クールダウンはおろそかになりがちです。しかし、クールダウンをしっかりやるかやらないかで、翌日以降のコンディションが大きく変わります。
とくに、マラソンなど体に大きな負荷がかかるスポーツをやったあとは、疲れをとるためのクールダウンの持つ意味が大きくなります。
クールダウンで日々の疲れをとる
通常、マラソンのように非日常的にな激しい運動をしたあとは、疲労感はそれほど感じないもの。むしろ翌日以降にどっと疲れが来るのです。慣れない人は1~2日ほど、筋肉痛で歩くこともできない…というケースもあります。
このとき、走り終えたあとにしっかりクールダウンを行うと、そういった極度の疲労状態を予防することが可能。具体的なクールダウン法方法は、まずはゆっくりしたペースでジョギングして、そのあとに酷使した筋肉をアイシングしたりストレッチしたりします。
このクールダウンにおけるアイシングやストレッチは、スポーツ以外の日常生活でも応用可能。日々の疲れをとるのに効果的です。
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