グレープフルーツの切り方はいろいろありますが、横にする切り方はアメリカ生まれ。アメリカではじつに75%の人が、横半分にするグレープフルーツの切り方をしているといいます。しかも、本場フロリダではこのグレープフルーツの切り方を使った豪快なレシピも存在しているのです。
グレープフルーツの切り方は横半分
グレープフルーツを横半分にする切り方は米国流。その切り方を使ったグレープフルーツの本場ならではの食べ方が「焼きグレープフルーツ」。作り方はとてもワイルドです。
グレープフルーツの切り方はもちろん横半分。その上に砂糖をかけたら、そのままオーブンで焼くだけです。ふりかける砂糖大さじ2杯となります。これをオーブントースターで15分焼いたら、バター6gをのせて溶かして完成です。
焼きグレープフルーツを実際に食べてみると、かなり豪快な調理法にもかかわらず、味は意外にもおしゃれ。非常に手間がかかった料理のような味がするのでした。シナモンをお好みで加えると風味が変わります。
グレープフルーツの切り方で甘さ判断
じつはグレープフルーツを横半分にする切り方をすると、食べる前に甘さを判断することができます。もし横半分の切り方をしたグレープフルーツが並べられていたら、皮の薄いものを選ぶのが正解です。
皮が薄いということはゆっくり成長してよく熟し、それだけ糖度が高くなっている可能性が高いということ。逆に、皮が分厚いグレープフルーツはそれだけ実に栄養分が届いていないことを意味します。
横半分の切り方をせずにグレープフルーツの甘さを見分けるなら、平べったい形を選ぶとよいでしょう。平べったい形は成長の遅いタイプで横長に育ち、糖度が高いのです。逆に、細長い洋なし型は糖度が低くなります。