ゾンビ体操を行うと全身の血流がよくなって、血管の内側から一酸化窒素が分泌されます。一酸化窒素は血管を拡張させるため血圧が安定。さらに、血管そのものを動脈硬化から守ります。そんな血管の若返りが期待できるゾンビ体操のやり方を詳しく紹介しましょう。
ゾンビ体操はその場足踏みを3本
ゾンビ体操は上半身と下半身で、それぞれ異なる動きを行います。まずはお腹をへこませるドローインをするように力を入れ、胸を張って背すじを伸ばすのが基本姿勢。肩と腕の力は脱力させておきます。
下半身の動きは、この基本姿勢をとったままその場で小刻みに足踏みをするだけ。このとき、つま先で着地してかかとを少し浮かせるとさらに効果的です。ひざは少し上げてリズミカルに足踏みします。
最初はゆっくりでOKですが、慣れてきたら少しずつスピードアップ。最終的にはジョギングくらいの動きが理想です。この足踏み1分間を3本、15秒のインターバルで行います。
ゾンビ体操の上半身はイヤイヤ運動
ゾンビ体操は下半身の足踏みに、上半身のイヤイヤ運動を加えます。背すじを伸ばしたまま、両肩・両腕・両手の力を完全に抜いたら、イヤイヤをするように上半身をねじるのです。
肩が前後に動き、腕は自然にぶらんぶらんと揺れるようにするのがポイント。この動きによって、腕から手先までの血流がアップします。ゾンビ気分でブランブランすると、気分が落ち着いてリラックスしてくるでしょう。
ただし、お腹にはしっかり力を入れて、へこませたドローイン状態をキープ。背骨を軸にして両肩を動かすようにするのです。これがその場足踏みと同時にできるようになれば、ゾンビ体操がマスターできたことになります。