2017年、渡辺直美さんが世間をにぎわせた出来事。それは3月30日。生放送を欠席する事態が起きた。その原因は恐ろしい寄生虫だった!
■ "たった一貫のアジの握りが大きな事態に"
生放送を欠席する2日前の午後9時。渡辺直美さんはあるテレビ番組の収録をしていた。用意されていた軽食の中で目に留まったのは、好物の寿司。アジを一貫だけ食べた。このアジの寿司が、後に大変な事態を引き起こす。
午前0時。渡辺さんは胃に鈍い痛みを感じた。この日食べたのは、あのアジの寿司だけ。時間が経つごとに痛みはひどくなっていく。ひたすら痛みに耐え、一睡もできないまま翌朝、病院へ。
問診、血液検査、腹部のCTスキャン検査により、アニサキス症という病名が告げられた。アニサキス症とは、魚介に寄生しているアニサキスが生きた状態で胃などに入り込むことで引き起こす食中毒の一種。アニサキスは人体では生きていけないため胃から外へ出ようと、胃壁にかみつく。これによって生じるアレルギー反応により、強い痛みを感じるようになる。
アニサキスを取り除けば痛みはなくなる。さっそく除去の処置を行った。取り除くために鉗子を入れ、つまみ上げる! 処置が終わり、渡辺さんは自分の体内にいたアニサキスを見せてもらった。なんと体長は2cm程もあった。
実はアニサキス、寄生している魚介はわかっているだけで160種もいる。サバやアジ、イワシといった青魚に多く、ホッケ、鮭、イカなどからも検出されている。熱に弱く、加熱処理された場合や、マイナス20℃で24時間以上冷凍すれば死滅する。
そのため、冷凍輸送されない新鮮な魚を生で食べるときに注意が必要。
そして渡辺直美さんと同様、品川庄司の庄司智春さんもアニサキスに苦しめられた1人。彼はアニサキスに異常なほど胃を食い荒らされていた!
■ "食リポ後、胃を食い荒らされる恐怖"
2016年。庄司さんは地方ロケに来ていた。ご当地グルメの食リポ。庄司さんも胸が踊る。目の前に現れたのは新鮮な鮭いくら丼だった! 美味しそうに食リポをする庄司さん。しかしこの新鮮な鮭にアニサキスが潜んでいるとは誰も知る由もない。
撮影が終わった午後5時。胸やけから症状は始まった。その夜は地方のホテルで一泊。そして深夜3時を回った頃、胃の痛みで目が覚めた。経験したことのない激痛が庄司さんを襲う!東京へ戻った庄司さんは病院で診察を受けたが、胃けいれんと診断され、痛み止めを処方された。しかし、痛み止めは全く効かなかったという。庄司さんは胃の激痛に耐えながら翌日も仕事をこなした。
実は庄司さんはすぐにこの胃痛を治さなければいけなかった。その理由は翌日、ロサンゼルスへの家族旅行を控えていたから。そこで別の病院を訪ねると、アニサキス症が判明。麻酔がいらない鼻からの内視鏡で処置が行われた。この時の庄司さんの胃は複数のアニサキスにかまれ、いたるところで炎症を起こしていた。これらすべてを取り出した結果……なんと、8匹ものアニサキスが検出された。
アニサキスの恐ろしさを経験した2人。現在は恐くて生魚を食べられなくなった? と思いきや……普通に美味しく食べているという。さすがの逞しさを見せる2人だった。(2017年6月13日OA)
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