『スポニチAnnex』によると、モデル兼タレントの河北麻友子(30)が3月28日、ラジオ番組『TOKYO SREAKEASY』(TOKYO FM)に出演し、共演した友人の歌手・青山テルマ(34)と自身の身長についてアレコレと論じ合う一幕があった……らしい。とりあえずは、そのやりとりの一部を以下に抜粋してみよう。
青山「皆さんすいません。これはどこにも絶対しちゃいけないんですけど、麻友子さんね、(身長)163(センチ)って言ってるんですけど、絶対160(センチ)ないんですよ」
河北「今日(番組が)始まる前に(青山から)『麻友子、身長何センチ?』みたいな感じで言われて『163だよ』って言ったら、もうすごい声で『絶対ないから!』ってすっごい否定されて。163センチなの。マジでマジで」
青山「うち157(センチ)なのよ。あたしも160(センチ)として生きてた時期はあるの。大学生のときに。だからプロフィールは160(センチ)になってるきっと。けど、一回測ったときに157(センチ)だったの。『あー157かぁ』と思って…」
河北「それ言うなら私は165(センチ)で生きてるの。雑誌とか本当にマジで」
青山「しょぼい、うちらの盛り方しょぼい」(と大爆笑)
河北「ホントよ。テレビとか出るときに165(センチ)とか平気な顔で言ってるから。そうそう。だけと本当は163(センチ)だから。それを158(センチ)とか言われちゃうと話が絶対違うから。本当に測ってるから。マジで」
どーだっていい話と言っちゃあ、心底どーだっていい話ではあるものの、河北麻友子の “必死さ”だけはひしひしと伝わってくる、ゴメス個人としてはなかなかに興味深いリアクションである。テルマ側にしても、ほんの軽い気持ちで投げたキャッチボールのつもりだったのに、まさか相手がいきなりバットを握ってそのふわっとした球を渾身のスイングで打ち返してくるとは夢にも思っていなかったのではなかろうか? あくまでジョークで流そうとしているテルマの受け応えの随所にも、ちょっとした戸惑いが見てとれる。
だがしかし! 私はとくに河北麻友子に対して特別な愛着があるわけではないのだけれど、今回の “案件”にかぎっては、全面的に河北の「フルスイング」を支持したい。
テルマさん! どんなに仲良しでも、面と向かって人の「身長詐称(疑惑)」を…それも公共の電波に乗っけて指摘するのは、いささか軽率すぎるのではありませんか?
……と。バブル時代に流行った「3高」という言葉がある。「高学歴・高収入・高身長」という女性間における、当時インフレ状態だった「結婚したい男」の基本3条件のことだ。そして、この「3高」は今の令和の時代でも “コンプレックス”の根幹として、男性だけはなく女性のあいだにもひっそりと脈づいている……と、私は考える。
だとすれば、たとえば「学歴」は “絶対的な事実”ゆえ、もうどうしようもない。「収入」はこれからの “頑張り次第”でどうにかなる(かもしれない)。ただ「身長」に関しては「学歴」同様 “絶対的な事実”ではあれ、ある程度の誤魔化しが効く……つまり「3高」のなかでは唯一「嘘が許されやすい」要素であり、 “一所懸命”自分なりに設定したリアリティと照らし合わせながら詐称している(疑惑のある)人のことを「それ嘘でしょ!」のひと言でバッサリとぶった斬ってしまうのは、あまりにも残酷、
ちなみに、私は今年、年に一度の健康診断ではじめて「169.5センチ」をクリニックから宣告されてしまったのだけれど、それ以降でも頑なに「身長はだいたい170センチくらいです」と公の場では言い張っている。そんな微妙な身長と物心ついたころからず〜っと付き合ってきた人間のサバ読み、 “小さな嘘”は……大人なんだから、そっと見逃してもらいたい。女性の場合は、高身長がコンプレックスとなった、逆サバのケースもあるわけだし……。
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