２０１６年、ジャングルジム状の展示物が燃え、５歳の男の子が死亡した火災の裁判で、東京地裁は元大学生２人に対し、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
日本工業大学の学生団体が出展した、木製のジャングルジムのような展示物が燃えた火災で、中で遊んでいた当時５歳の男の子が死亡し、救出しようとした父親がやけどを負いました。
学生団体の一員として、火災当時、展示物の監視などをしていた元大学生の２人が重過失致死傷の罪に問われ、無罪を主張していました。
東京地裁は、１３日、「わずかな注意を払えば、火災の発生を十分に予見でき、容易に回避できた」と指摘した上で、「教員や上級生らから適切な指導がなされなかった」「２人のみを強く非難するのは相当とはいえない」などとして、２人に対し、禁錮１０か月、執行猶予３年の判決を言い渡しました。
裁判長は最後に、「人、１人の命が亡くなったという重大さは、どうか忘れないでいただきたい」と語りかけました。
▶ 帰宅途中で見つけた空き地は、記憶から消していたある "トラウマ"を体験した場所だった…その内容が恐ろしすぎて絶句
▶ 面接官に「子供が熱出したら？」と聞かれたら… 賢い返し方に賞賛の声
▶ 運動後のスポーツドリンクで中毒に！？ 子ども達を苦しめていた本当の原因は…
