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巨人軍の「茶髪・長髪・ヒゲ禁止」は、もはや古臭い伝統なのか? それとも…?


かつて「プロ野球界の盟主」を自認していた読売ジャイアンツは、今でも原則として選手の(おそらく監督・コーチら現場首脳陣も)「茶髪・長髪・ヒゲ」を禁止としている。これは球団創設者の正力松太郎氏の遺訓である

 

「巨人軍は常に紳士たれ」

 

……が根源になっているという。他球団から来た選手たちも「郷に入っては郷に従え」の精神で、このルールを遵守するのが慣わしだったりする。

 

ただ、ヒゲに関しては全面的に禁止というわけでもないらしい。たとえば、1994年に横浜(現DeNA)から移籍した屋鋪要選手はトレードマークにしていた口ヒゲを残すことを容認されたため、剃ることなく巨人でもプレーしている。が、こうしたケースは、私の記憶をたどるかぎり、相当にレアだと言えよう。

 

他球団を見渡せば……セ・リーグの選手は比較的黒髪が多いが、パ・リーグの選手は茶髪・金髪・長髪も珍しくなく、野球帽やヘルメットの上から見ても派手派手しい印象がある。パ・リーグは「野球で結果を出して、常識から逸脱した行動さえしなければ、個性として認める」という方針の球団が大半を占め、さらには“不人気時代”の名残りからか、自己アピールの意識がセ・リーグの選手よりも高いのかもしれない。

 

そして、『J CASTニュース』によると、そんな風潮や前出の「巨人軍の伝統」について、こんな声が寄せられているんだとか……。

 

「茶髪やヒゲの外見がだらしないという考え方が時代遅れでしょ」

 

「個々の選手が伸び伸びプレーしているパ・リーグに茶髪が多いのは分かる気がする。セ・リーグの選手は見た目がおとなしいよね。プレーで魅せる選手も少ないし。自分にプレッシャーをかけるために批判覚悟で見た目から派手な髪型にするのもありだと思う」

 

たしかに、基本的には私もこれらの意見に賛成する。セ・リーグにだって、もっと『ROOKIES(ルーキーズ)』みたいなロン毛やリーゼントやモヒカンの選手が出てきてもいいと思うし、極論すれば高校野球でもそういうチームが甲子園に出場したっていいとも思う。ただ、残念ながら「そういうチーム」は、現状のところ予選で消えてしまい、ある程度の規律に縛られた「全員野球」が実力の面では優勢である事実は否めない。

 

正直申せば、私は大好きな阪神タイガースが勝ってくれさえすれば、選手が金髪だろうが赤髪だろうがモヒカンだろうが三つ編みしてようが薄毛だろうがスキンヘッドだろうが全然かまわない。また、外見の自由奔放さが日本プロ野球界にも蔓延しつつあるなか、巨人軍が頑なに貫く“時代錯誤”は、逆に“個性的”に映る気もしなくはない。

 

頭髪を剥き出しにできないたぐいのスポーツゆえ、ヘアスタイルへのこだわりに限界がある……ってえのはわかる。けれど、中途半端に色気づいているのが一番よろしくない。とくにセ・リーグの選手! 「なんとなく髪が軽く見える…」レベルの微妙な茶色に髪を染めるくらいなら、巨人軍のように「紳士」たりうる徹底的に地味な風貌で“新たな個性”を追求してみるのも、また一つの道なのではなかろうか?
 

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