■意外と知らないマリオキャラのネーミング。海外では日本とは違う名前で親しまれているようで……
長年慣れ親しんでいるキャラクターでも、愛称で呼ばれていると意外とフルネームを知らなかったりします。今回は世界中で人気のあるマリオシリーズのキャラクターたちの意外なフルネームや、その名前の由来などをまとめてご紹介します。
■マリオのフルネームは、辻褄を合わせるためにつけられた名前だった?
マリオは初登場した1981年のアーケードゲーム『ドンキーコング』では、名前が決められていなかったため、「ジャンプマン」といった通称で呼ばれていましたが、翌82年に稼働を開始した『ドンキーコングJR.』からは現在の名前がつけられました。名前の由来はイタリア系アメリカ人の実業家で、任天堂のアメリカ法人の事務所ビルのオーナーであったマリオ・セガール氏からいただいたのだとか。
そんなマリオのフルネームはなんと……「マリオ・マリオ」! 姓名ともにマリオという妙な名前なんです。そのフルネームになった経緯ですが、実写映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』製作の際に、ゲームのタイトルに “マリオブラザーズ”とあるからには、「マリオ」が姓でないと不自然になってしまうということで、「マリオ・マリオ」と名づけられたのだそうです。
このほか、ルイージやヨッシーのフルネームが気になる方は、記事『【衝撃】マリオのフルネームは「マリオ・○○○」だった! マリオシリーズのキャラクターたちの意外なフルネーム3選』をご覧ください!
■クッパの名前は、スタッフが思いつきで発した言葉がそのまま採用された?
クッパと聞くと、同名の韓国料理を思い浮かべる方もいるかと思いますが、実はその料理のクッパがそのまま名前の由来になっているのだそうです。『スーパーマリオブラザーズ』の制作中、ボスキャラクターのネーミングで難航していたところ、開発スタッフのひとりが「焼肉屋でクッパを食べたい」と口にしたことから、プロデューサーの宮本茂氏に採用されたと言われています。
ただ、これには余談もありまして、宮本氏は当時クッパがどんな料理なのか知らず、焼肉屋のメニューであることから焼肉の種類だと思い込んで即決してしまったのだとか。きっかけは勘違いだったとしても、今となってはクッパのルックスと名前は切り離せないほどハマっているように感じますよね。
また、クッパが毎回ピーチ姫をさらう理由が気になる方は『【衝撃】え、クッパがピーチ姫をさらうのってそんな理由だったの?』をご覧ください!
■クリボーは、英語圏では “仲間”or “のろま”と呼ばれている?
任天堂が誇る海外でも大人気のゲーム、「マリオ」シリーズ。しかし、海外では登場キャラたちが日本とは違う名前で親しまれていることも多いのです。最後は思わず笑ってしまうようなその名前と意味をご紹介します。
マリオシリーズでの登場回数も多く、敵キャラの代表格ともいえる『クリボー』。シイタケのようなルックスでノシノシ歩き、いつもマリオの行く手を阻もうとする姿が印象的ですよね。さて、そんなクリボーは英語圏で『Goomba』と呼ばれているようです。意味は、「仲間」や「ならず者」「のろま」など色んなニュアンスを含むそう。どの意味でもなんだかおかしな名前です。
そのほかキノピオたちの海外での呼ばれ方が気になる方は『クリボーは"のろま"?! マリオキャラの海外での名前がツッコみどころ満載な件』をご覧ください!