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宮迫が東スポに激怒!? べつに知りたくはないけど、その真相とは…?


写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ


 



『宮迫博之が東スポの“手越とタッグ”報道に物言い「これは何やねん!」』なる一触即発の物々しいタイトルが、Yahoo!ニューストップで躍っていた。一体どこの媒体が発信元なのか……記事右上に目をやれば、「東スポ(Web)」のロゴがあった。



 



取材対象を怒らせ、その憤懣のさまをまた原稿にするという、いかにもプロレス的な、東スポのお家芸の一つである。知りたいヒトがそうたくさんいるとも思えないが(笑)、とりあえずその経緯をかいつまんで紹介しておこう。



 



7月4日。東スポは「(元)所属事務所とケンカ別れ同然のかたちで退所」「2016年に福岡市で起きた、約7億5000万円相当の金塊を強奪した事件の犯人とされている半グレ犯罪集団と共に交友があった」との2つの理由から、宮迫とあの手越祐也(32)が “いずれ”YouTubeでコラボする……のではないか……と報道。ちなみに、文中で「そんな2人がコラボしたら “ゴールデン(金塊)タッグ”と呼ばれて、光り輝くか?」などと、駄洒落てもいる。



 



すると、(お約束どおり?)宮迫が同記事に激しく反応。7月6日に配信した自身のYouTubeで、「これは何やねん!」とツッコミ。その上で、



 




「ホントにしょーもない記事。手越君とは共通の知り合い多いけど、現段階でコラボの予定はないですから!」






 ……と、きっぱり否定。ただ、宮迫が納得できなかったのは、内容よりむしろ(憤懣のさまをまた原稿にしたほうの)記事中に使用された「チャイナ服を着た、自身のオネエ演歌歌手キャラ “春澪(しゅんれい)ちゃん”」の写真だったという。

 




「何でオレ、春澪ちゃん? なんでこのキャラクターなん?」(しかも、この日の東スポを自分でコンビニで買ったらしく)「恥ずいんですよ!」






 ……と、笑った……のだそう。さらには、



 




「でも、東スポは好きなんですよ。こういうふうに取り上げていただけるのが花といいますが、ありがたい。今後も買っていきたい」






 ……と感謝しきりだった……と(憤懣のさまをまた原稿にしたほうの)記事を〆ている。



 



自身のYouTube登録者が100万人を突破したとはいえ、 “完全復活”にはまだまだ程遠い宮迫が漏らした「こういうふうに取り上げていただけるのが花」という殊勝な言葉は本音以外の何物でもない。そりゃあ、ここまで好意的(?)に扱ってくださるメディアには「感謝」の一声くらい、かけたくなるのも道理であろう。



 



問題なのは東スポだ。あっけらかんと、ほぼ誤報に近いトバシ記事を世に流通させた “失態”に関してはまるで他人事。巧みに論点を「ゴールデン(金塊)タッグ」から「オネエ写真を掲載されてコンビニで買うのむっちゃ恥ずかしかったやん!」って方向へとズラしながら、最後は「(本紙に)感謝しきりだった」……と “なんとなくいい話”風にまで持っていくその豪腕たるや、すさまじいまでの三段論法(にもなっていない)、力ワザではないか! そして、悲しいことにこの私も「そんな東スポが決して嫌いじゃない」のが、またいっそうタチの悪いところなのであった。



 



さて。先日、都内某所で『串カツ田中』が『串カツ宮迫』になっているのを発見した。ものすごい違和感っていうか、意味がよくわからなかった。が、宮迫の逆境にも潰されない、しぶといエネルギーだけはひしひしと伝わってきた。あと、宮迫について書いたコラムは案外ハネる……という統計上の事実も付け加えておきたい。

 





 


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