任天堂が誇る海外でも大人気のゲーム、「マリオ」シリーズ。しかし、海外では登場キャラたちが日本とは違う名前で親しまれていることも多いのです。今回は思わず笑ってしまうようなその名前と意味をご紹介します。
■キノピオは“毒キノコ”?
キノコを彷彿する水玉模様の頭が特徴的な『キノピオ』。色違いの仲間がたくさんおり、口元はいつもスマイル。そんなマリオキャラでもトップレベルの可愛らしさを持つキノピオですが、英語圏では『Tood』と呼ばれているそう。
なんでも毒キノコを意味する〝toad stool〟に由来するんだとか。心外な気もしますが、確かに色合いを見てよくよく考えると、毒キノコ感は否めません…。
■クリボーは“仲間”or “のろま”?
マリオシリーズでの登場回数も多く、敵キャラの代表格ともいえる『クリボー』。シイタケのようなルックスでノシノシ歩き、いつもマリオの行く手を阻もうとする姿が印象的ですよね。
さて、そんなクリボーは英語圏で『Goomba』と呼ばれているようです。意味は、「仲間」や「ならず者」「のろま」など色んなニュアンスを含むそう。どの意味でもなんだかおかしな名前です。
■ヘイホーは“シャイな奴”?
全身をすっぽり覆う赤い服に白いお面をつけた小人『ヘイホー』。ザコキャラ的扱いを受けることも多いヘイホーは、短い手足をバタバタと動かす姿がキュートですよね。
そんなヘイホー、英語圏では『Shy Guy』と呼ばれているんです! …かわいい。ヘイホーは恥ずかしがり屋であることからお面をつけているので、“シャイな奴”を意味するこの名前で呼ばれているみたいですね。
■ゲッソーは“大失敗”?
イカの姿をしているゲッソーは、海があるステージに頻繁に現れ、マリオを攻撃する敵キャラ。マリオカートではプレイヤーたちに墨をかけたりしますよね。
そんな、ゲッソーは英語圏で『Blooper』と呼ばれています。“blooper”とは、「ドジ」や「大失敗」という意味だそう。あまり好かれるキャラじゃないのかもしれませんが、さすがに悪意がありすぎるネーミングな気がしてなりません…(笑)。
■テレサは“いないいないばあ”?
テレサは白くて丸いボディが特徴のおばけ。いつもフワフワと浮遊し、マリオを脅かそうとしています。そんな性格からか、英語圏では『Boo』と呼ばれているようです。
「いないいないばあ」を英語で“Peek a boo”と言うそうで、脅かす時の“ワア!”に近い感覚で“Boo”も使われるんだとか。この名前はテレサの性格にピッタリの名前な気がしますね。
――マリオキャラの英語圏の名前は感覚的につけられたものが多いようで、妙に納得してしまう名前もちらほら。他にも英語圏では違う名前で呼ばれているキャラがいるので、ぜひ調べてみてください。