「お金を払えば何をしてもいい」とばかりに、自分勝手な振る舞いをしてトラブルになったという話を、SNSなどでもよく見かけるようになりました。
日本では一般的に食べられていない、ワニやカンガルーなどの珍しい肉を使った料理を提供する「国産ジビエと珍しい獣肉の店」なんば赤狼(@nanba_sekirou)の店主さんも、そんな非常識なお客さんに遭遇したそうです。
どんなお客だったのかというと……。
3人で来て5人前の料理を注文、更に追加注文して大量の料理を前にスマホで写真だけ撮り8割方残して行かれた方には流石に今後料理をお出ししたくないのでご予約もご入店もお断りしたいと思いました。
お金を払ったらインスタ映えの為に料理を大量に残しても構わないと思っている方々は御遠慮下さい。
命を貰ってその肉で生計を立てる者として、こんなに悲しい事はありません。
Twitterを見てお電話頂いた方ですが、お顔は覚えておりますので今後ご入店はお断り致します。
珍しい料理を前に、思い出として写真に収めたくなる気持ちは理解できますが、これはひどい……。
「出入り禁止」も無理ないでしょう。
静かな怒りの感じられるこの投稿に、多くの賛同コメントが集まりました。
「間違っていません‼ 私は支持します」
「お金も料理も生命も色々ともったいない」
「いただきますの意味を今一度噛み締めてもらいたいですね」
一方で、お客さん側を擁護するコメントも寄せられました。
「インスタ映えの注文されるのが嫌なら、なぜそれを店の前に堂々と掲げておかないのですか?」
「法律の知識なさすぎでしょ」
「提供した時点で売買契約成立でしょうが」
皆さんはどう思いますか?
食品ロスが大きな問題となっている現在。賛同のコメントにもあるように、「いただきますの意味」を今一度考える時なのかもしれません。