■なんと監督作品が2週連続公開! 「山崎貴監督祭り」開催中
こんにちはー。日本テレビ映画事業部プロデューサーのターニャですー☆
先週に続いて筆をとったのは、今週もぜひ紹介したい作品があるからです!それは『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』です。先週お届けした『アルキメデスの大戦』の監督、山崎貴監督が総監督を務めた、フル3Dアニメーション映画の大作です!そうです、今回は前回から二回続けての山崎貴作品を紹介する「2週連続 山崎貴監督祭り」なのです~!!
■山崎貴監督+「あの」ドラクエの映画化=誰でも楽しめる最高のエンターテインメント作品に!
ほとんどの方にとって本作のタイトルは、馴染みある響きだと思います。国民的RPG(ロールプレイングゲーム)「ドラゴンクエスト」シリーズがついに映画になったのです!総監督・脚本で山崎貴監督が手掛けた、となれば、それだけで必見なのは私なんぞが言う必要もないですよね。でも、あえて言わせてください。この映画はこの夏のMust See(必見)な一本です、と。山崎貴総監督は、本作について次のように語っています。
この映画は三世代の話で、色んな世代の方が楽しめるものになっていると思います。「ドラゴンクエスト」をやった世代の人が、「ドラゴンクエスト」を知らない子どもたちを連れて行って一緒に観たときに、何が起こるか楽しみですね。
そう、この映画は、家族みんなで楽しめる最高のエンターテインメント作品なのです。ゲームの「ドラゴンクエスト」をしたことがなくても、必ず楽しめること間違いなしです。私自身も、ゲームはほんの少しだけしか体験していません。それでも、作品が始まってすぐにファンタジーの世界観に入り込み、気が付けば、エンドロールが始まっていた……というくらいドキドキワクワクしながら夢中で鑑賞してしまいました。
■ワクワクだけじゃなく、実は泣けます…そして主人公の声、佐藤健さんの熱演も要チェック!
ドラゴンクエストの映画化、と聞いて、「ゲームは興味ないし…」と感じる方もいるかもしれません。私ターニャは、そんなあなたにも、本作は全力で観ていただきたいのです。必ず楽しめると確信しているからです。その理由は、ズバリ!…と言いつつ、今回は2つ挙げさせてくださいね。
まず、本作はゲームをよく知らない人でも、思わず涙がこぼれてしまうほど、心を揺さぶられる物語である、ということです。告白すれば、私ターニャは2回泣いてしまいました。どこで泣いたか、はここではお伝えしませんが、鑑賞前には泣くことはあまり予想していなかったので、「え、あれ、泣いちゃった…」というのが一回あり、さらに「あ、また泣いちゃった…(それも、こんなに…!?)」という感じの涙が2回目でした。ということで、皆さま、どうかハンカチもお忘れなく。
次に、主人公リュカの声を演じた佐藤健さんの熱演です。山崎貴総監督は佐藤さんの演出時のことをこう振り返っています。
最初からいい感じに演じてくれて、ご自身の中では葛藤もあったのでしょうが、僕らとしては、いよいよリュカがしゃべりだしたという感覚でしたね。「そうそうこの声、この感じ」って。持論ですが声優さん的なお芝居よりは抑えているけど、実写の演技よりは舞台っぽい、ちょっと情報量の多いしゃべり方が3DCGというセルアニメーションと実写の中間にある表現に合っていると思っています。それが佐藤くんは最初からできていて、チューニングがバッチリでした。
絶賛ですね。私も主人公リュカの声はこれしかない!と思えるほど、佐藤さんの声はまさに「ハマり役」だと感じました。その熱演も、本作の要チェックポイントです!
■ずっと映画化のオファーを断っていた山崎貴監督が思いついた「ある手」とは?
実は、山崎貴監督は、「ドラゴンクエスト」映画化のオファーを最初は断られたそうです。「ゲームと映画は似ているようで実はすごく違うメディア」なので、と。さらに、「ゲームは長時間やるものだから、(ユーザーの)感情移入の度合いが半端ない。だからゲームの映画化はやらないと決めていた」とも。そんな監督が、受けようと思うに至った経緯を明かしています。
ある日、「こうやったら面白くなるかも」という、ある手を思いついたんです。そうしたら急に作りたくなって(笑)。映画だからこそできること、かつゲームの単なる副読本にならないような方法が見つかったので、これは映画にする意味があるものになるんじゃないかと思いました。
その「ある手」とは、なんなのか。当然ながら、ここでは紹介しません。私は、「おおーーー」と文字通り唸らされたことだけは記しておきます。本作鑑賞後、観た人同士で盛り上がれることは間違いなしです!
だからこそ。是非ぜひ、この夏、劇場でご覧ください。
それでは皆さま、心に残る忘れられない映画体験を☆
■映画情報
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』
8月2日(金)全国ロードショー