残業がなかなか減らせない、出席するだけの会議がある、家族と離れて何年も単身赴任のお父さん…日本企業ではよく聞く話ですが、とある外資系企業では真逆だと聞いたらショックを受ける人は多そうです。
私がP&Gに勤めてた時にびっくりした事
・残業は「仕事の生産性が悪い」と怒られる
・会議で発言しないと「いる意味がない」と怒られる
・家族と離れて海外駐在はNG
・研修でアメリカと中国に業務ゼロで行かせる
・入社一年目からアメリカ出張に一人で行かせる
日系企業と常識が違いすぎて、驚く
—めぐみ@起業コーチ (@megmeg9797) 2019年7月16日
P&Gに勤めていためぐみ@起業コーチ(@megmeg9797)さんによると、上記以外にも、P&G内に配偶者のポストを用意する、というケースまであったとのことで、「従業員の家族まで含めて大切にする」文化を感じていたのだそう。この投稿に対してネット上では、
「理想的な働き方です!」
「いい会社」
「日本企業も見習って欲しい…」
「社会人一社目の選択として超絶魅力的」
など、羨ましいという声が多数ありました。本当なのかとギモンに思いますが、どうやら似たような環境であるという外資系企業の話が続々とあり、
「欧米系外資はどこも似てますね! 」
「・7時出社15時帰宅は普通
・残業は実質罰金
・残業分を休暇に変換できる
・12月は働かなくていい(クリスマス)
・8月も働かなくていい(夏休み)
・有給を強制的に取らされる
・なので、混雑を避けて旅行ができる」
…などと、実に羨ましすぎる環境です。一方で、日系企業はというと…
「今いる会社は残業時間が長ければ長いほど仕事をしていると本気で思ってる」
「・残業は『お前の生産性が悪いからだ』と怒られる
・会議で発言しないと早く終わるから無言推奨(暗黙
・単身赴任上等
・入社一年目から先輩が投げた仕事回される」
「家族への配慮が本当にない。15年間単身赴任という人もいた」
…という悲しい現実。外資系企業にあこがれ抱くと同時に、不安や諦めの思いをよぎらせる人も……。恵まれた一面がありつつも、そんな外資系企業に適応できないかもしれないという意見も多数みられました。
「もともと優秀な人しか採用しないからできることかも」
「私なら、すぐクビにされそう」
「そもそも英語力がないので、入社できません」
「結果を出せなければ解雇という無慈悲な対応とセットなので能力低めの人たちであれば日本的待遇の方が救われる」
一方、中には外資系企業と似たような環境の日本企業もあるようで、
「日系でしたが、家族と離れての駐在NG以外は同じでした」
「日系企業でも、そんな会社たくさんあるよ」
との情報も。
「どっちがいいか? ではなく、どちらを選ぶかだと思う」
たしかに、どちらがいいかはその人次第。いま自分がおかれた状況を嘆いたり、恵まれた人々を羨んだりするだけでなく、「どちらを選ぶか」を考えてみるといいかもしれません。