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え、「目からうろこが落ちる」の語源は、まさかのアレ!?




新しい物事を知ったときなど、あるきっかけを境にして、まるで目にかかっていたボヤケフィルターが取れたように仕組みが見えるようになることを指す言葉に、「目からうろこが落ちる」というものがあります。この言葉の語源となったのは、聖書に書かれたエピソードであることをご存知ですか?



 



新約聖書『使徒言行録』の第9章にある「(盲目の人の)目から“うろこのようなもの”が落ち、目が見えるようになった」という記述があり、それが明治期以降に日本に広まったといわれています。なので残念ながら江戸時代以前の日本人が目からうろこを落とすことはなかったよう。



 



ちなみに「目からうろこが取れる」は明らかな誤用なので、ご注意を!



 



「うろこ」つながりでもうひとつ。韓非子から出た言葉で「逆鱗に触れる」という言葉がありますが、こちらのうろこは目から出たものではなく、竜のあごの下に逆さに生えているとされるうろこのこと。



 



「たとえ王様や君主といった偉い人であっても、人には触れられたくない部分があり、そこに触れないようにすることが大切である」という教えになります。ですから「部長の逆鱗に触れた」など、目上の人が怒った際に使うのが正しい使い方。「部下の逆鱗に触れた」「子どもの逆鱗に触れた」と、目下の人に使うのは誤りなのです。


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