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もはや世界的ブーム!? 日本人男性に人気のキーワード「熟女」の奥深さ




株式会社デジタルコマースが運営を行う成人向け(アダルト)事業『FANZA(ファンザ)』(※2018年8月に名称変更。旧(『DMM.R18』)が発行するメールマガジン『FANZA Magazine』が、あまりにも壮大な、とある統計調査を発表した。



 



その名も『FANZA REPORT 2018』! 2017年9月1日から2018年8月31日までの直近1年間を対象に、『FANZA』を訪問した約3億5万人の利用情報からGoogle Analyticsを活用して抽出したデータをまとめた統計をもとに、今年の「エロトレンド」を分析する試み……らしい。同リポートの冒頭では、



 



「これほど膨大な数を対象にした“性に関する統計調査”は国内でも初めての試みと言えるのではないでしょうか。」



 



……なんて控えめに豪語されているが、コイツはあながちオーバーな表現でもないだろう。なんせ母数が「3億5千万人」ですから! 当然のことながら、その説得力は半端ではない。



 



で、とりいそぎ、まず私の目に止まった統計データが「人気検索ワード」である。1年間で検索されたワードのTOP25がズラリ羅列されており、そのTOP5は以下のとおり。



 



1位:熟女



2位:巨乳



3位:痴漢



4位:人妻



5位:中出し



 



(※ちなみに、5位の「中出し」は、とくに北海道・東北・関東・中部の人気が高いという東高西低現象が見て取られるのだそう。あと、6位となった「ギャル」は関東と近畿でのみでTOP5入りしているのだそう)



 



前出の結果を受け、FANZAは「日本のエロトレンドは今まさに熟女ブームであると言えます」と、この章を〆ている。たしかに4位にランクインしている「人妻」も「熟女」との同義語と解釈するなら、その圧倒的な支持率を疑う余地はどこにもない。私だって、カテゴリー別にエロ動画をチョイスする場合は、たいがい「熟女」、もしくは「ギャル」の両極端なキーワードで検索する。



 




  • ダンナと長年ご無沙汰で、なんとなく欲求不満っぽい感じがする

  • ダンナと長年ご無沙汰ゆえ、タイミングさえ合えばすぐヤラせてくれるっぽい感じがする(=リアリティがある)

  • 欲求不満ゆえ、よりアグレッシブで濃密な性技を披露してくれるっぽい感じがする

  • たとえ実際には年下でも、「年上のおねえさん」っぽい感じがする

  • 「熟」なる漢字に、なんとも言えない淫猥なオーラと響きがある



 



……あたりが「熟女」縛りの、おもな理由だったりするのだけれど(※「ギャル」縛りの理由は、ただ単に私がギャル好きだという個人的趣味によるもの)、まあ、そこらへんの“動機”は大多数の男性もほぼ同じようなものだろう。



 



だが、「日本のエロトレンドは今まさに熟女ブームである」みたいなメディアが発信する謳い文句は、私が物心ついてエロに触れたころ、20年前、いや30年前、下手すりゃあ40年以上も前から毎年お決まりのごとく、延々と聞かされてきた気がしてならない。つまり「熟女」は、もはやブームなどではなく、日本人男性が半永久的に下半身の拠り所とする、いわば「お漬け物」にも匹敵するスタンダードコンテンツなんである。



 



しかも、FANZAによると、その日本が誇る「熟女」の旋風は日本国内のみにとどまらず、2017年の調査では、世界レベルでも



 



1位:lesbian(レズ)



2位:hentai(ヘンタイ)



3位:milf(中年女性)



 



……と、「熟な女性」への注目が高まっている様子がうかがえるという。これはもう「漬け物」どころではなく「米」「醤油」レベルと言って良い、尋常じゃない浸透力なのではなかろうか。「ブーム」や「トレンド」といった一過性でしかない単語で「熟女」を評するのは、まったくもって適切ではないのだ。



 



ところで、この『FANZA REPORT 2018』、まだまだ興味深い調査結果がてんこ盛りなので、あと一週間ほどはココから拾ったデータについて論じ続けたい。ありがとう『FANZA Magazine』サン! しばらくはネタ探しに困らなくて済みそうですw。


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