毎日何気なく履いているパンツですが、ちょっと間違えると、ダサいオジサンになってしまうので注意が必要です。大人がチノパンを履くときのポイントや、裾上げで失敗しないコツなどをご紹介します。
■チノパンを好印象に履きこなすコツとは?
チノパンとスラックス。「チノスラックス」というアイテムもあるので、同じシルエットで問題ないだろう、と解釈してしまうのは少々危険です。スラックスに見立てたセンタープレスのチノパンは、綿のゴワつきでシワが目立つだけです。そのさまは、まるでアイロンをかけていないシャツのように、だらしなく見えてしまいます。
チノパンだってスラックスだって履き方は同じでしょ!? なんて思っている方は大間違い。大人っぽく好印象に仕上げるためのコツは素材とパンツ丈にあるようです。
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■パンツによって合わせるべき靴がちがう
パンツの素材によって似合う靴も変わります。スーツに合わせるようなドレッシーな革靴をチノパンに合わせるのは避けましょう。大抵の場合は“スラックスにはツヤのある革靴、チノパンには起毛したスエード靴”と覚えてください。
そう、例外もあります。米国を代表する革靴メーカー「オールデン」のコードバン素材を用いた上質な光沢と無骨な雰囲気を併せもつ革靴などは、チノパンがもつワークテイストとうまく調和してくれることでしょう。
アイテム同士の相性を診ることを「着合わせ」と呼ぶのだとか。この着合わせの知識でレパートリーを増やすことでセンスを鍛えることができるのだそうです。
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■裾上げに失敗しないために知っておきたいこと
裾上げすると当然ながら「裾幅」に狂いが生じる、と言うか結果的にそこが想定より太くなってしまうから。膝幅と裾幅にそこまでの違いがないストレートシルエットのものならともかく、その「差」が魅力でもあるテーパードシルエットのものでは、これはかなりの致命傷であることは容易に想像できよう。
裾上げをしてみたら、想定していたシルエットとは違った…という経験はないでしょうか。ここでは裾上げで失敗しないコツについてご紹介します。
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