あなたには行きつけのカフェがありますか?近所の老舗カフェ、お洒落なデザイナーズカフェ、大手コーヒーチェーン…多様なカフェが存在していますが、今回は、スターバックス、ドトール、ルノアール、コメダ珈琲に注目。なぜそこをわざわざ選んで出かけるのか、それぞれの魅力やファンの心理に迫ります。
スタバで一番安いコーヒー(ショートサイズ)は302円。対するドトールのコーヒー(Sサイズ)は220円。この80円以上の差はヘビーユーザーにとっては決定的だと言えよう。
あと、「フードメニューの充実度」も無視できない“要因”だとされている。スタバのフードは仕入れ品。対するドトールは目の前でつくってくれる店内加工がメインであり、しかも昨今の野菜たっぷりなパンメニューは健康志向の女性たちにも好評なのだそう。
顧客満足度指数でスターバックスを抑え、トップの座に輝いているドトールには、常連をの心をつかむ理由がありそう。ドトールには週5回かならず行くという著者がその理由を語っています。
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PCを持って外で作業をする時、僕は必ず銀座ルノアールを使います。でもルノアールってスタバやエクセルシオールのような綺麗さやもなければ決してお洒落なわけでもありません。またトイレも「めちゃくちゃ綺麗!」と言えるほどではありません。そしてコーヒーは一杯500円以上と決して庶民的ではない値段。
近くに他のカフェがあるにもかかわらず、それなのになぜかルノアールを選んでしまうという筆者。わざわざルノアールを探していくほどだというその魅力に迫ります。
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上陸した頃のスターバックスを思い出してみると、「感度の高い若者やビジネマンがオシャレなドリンクを楽しみ、店内にいるだけで誇らしい気分になるコーヒーショップ」という印象があった。
しかし、駅前など好立地での急速な店舗拡大、シーズンごとに変わるキャッチーなフラペチーノなど、メニューを充実させたことによって、スターバックスの客層は広がり、老若男女だれもが入れるサードプレイスになっていった。“憧れのスターバックス”は“身近なスターバックス”に変わってきたと言える。
家でも職場でもない、サードプレイスを生活の中に提案することで、時に人々を癒し、エネルギーチャージをする場を与えてきたスターバックスを愛好する人は多いかもしれません。一方2017年度の調査結果で顧客満足では上位4社から外れる結果となった理由について著者が分析しています。
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「シロノワール」は1977年のコメダ珈琲本店オープンとともに生まれています。まずは地元で口コミが広がり、その後、コメダ珈琲が全国へ店舗展開する過程で、シロノワールも熱烈なファンを獲得していきます。
その口コミのエネルギーとなったのが、「おいしさ」に加えて温かいデニッシュと冷たいソフトクリーム。そういえば小倉トーストも、「バターの塩味とあんこの甘さ」(前出の『dancyu』1996年7月号)と、そのギャップが注目されていました。ただし、名古屋のモーニング文化は発展する過程で、過剰に進化したきらいがあります。
コメダ珈琲の代名詞ともいえる代表的なメニュー「シロノワール」。このあたたくて冷たいデザートが全国に次々とファンを拡大していっているのはなぜなのでしょう。グルメに詳しい専門家の見解は…?
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