生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研は、このたび、働く男女の「花粉症」事情をテーマにレポート。花粉症に悩む方々の症状と、その正しい対策方法を調査した。
「目のかゆみ」は花粉症で最もツラいと回答した人が多かった症状だが、十分な知識をもって対策ができている人は少ないようだ。
まず大切なのは、「目薬を適切に活用すること」だそう。花粉シーズンに有効な目薬は、大きく2つに分かれている。1つ目が症状を抑えるための「アレルギー用目薬」、もう1つが目に入った花粉を洗い流すための「人工涙液」だ。「アレルギー用目薬」と「人工涙液」では、それぞれ機能・役割が異なるので、上手に使い分けることが重要だという。
「人工涙液」は、自然の「涙」に近い成分になるように作られた点眼薬で、外出中や帰ってきたときなど、1日に数回、タイミングを見ながら点眼することが望ましいとのこと。ただし、防腐剤が入っている場合は、さし過ぎると角膜のダメージにもつながるため、「防腐剤」の有無をチェックすることも重要だ。
眼科でも、花粉を洗い流す上では、「人工涙液」の使用をおすすめしているという。これまで目薬選びに悩んでいたという方はぜひ、「アレルギー用目薬」と「人工涙液」を使い分けて、正しい花粉症対策を行ってほしい。
【参考】
※トレンド総研
http://www.trendsoken.com/