
近年、小学校の現場で深刻な問題になっている「給食残し」問題について調査を行った。
こうした中で、現在注目を集めつつあるのが、子どもを野菜好きにするためのトレーニング=「ベジトレ」というキーワード。特に、小学校入学前後の家庭における「ベジトレ」は、子どもの食事傾向、さらにはその後の人格形成にも大きな影響をおよぼすという見解もある。

具体的に「学校給食において食べ残しが多い献立・食材」を質問したところ、「野菜のメニュー」が85%で最多となった。

栄養士・料理研究家・食コンサルタントの浜田陽子先生によると、「生の野菜でうまくいかない場合は、野菜ジュースを使うのもおすすめ。そのまま飲むのも難しいようであれば、料理に使ってみるという手段もあります」とも語った。
ポイントは、「この料理に野菜ジュースが入っていたんだよ」ときちんと子どもに教えること。子ども自身に「この料理には野菜ジュースが入っていて、自分の口に入った」ということを理解させることが、成功体験へとつながり、野菜嫌い克服への第一歩になるという。
子供の野菜嫌いに悩んでいるという方、ぜひ料理に野菜ジュースを使うことから始めてみてはいかがだろうか。
【参考】
※トレンド総研
http://www.trendsoken.com/