starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【初冬の風物詩で開運招福】2022年は酉の市へ出かけよう!基本情報から有名酉の市まで♪


11月の酉の日に行われる「酉の市」をご存知ですか?新年の開運招福や商売繁盛を願う初冬の風物詩でもあるお祭りです。

今回は、そんな西の市について、その由来や楽しみ方、有名酉の市と2022年の開催日時などをわかりやすくご紹介します。

酉の市とは?

酉の市は、 日本各地の鷲神社(おおとりじんじゃ)の年中行事 で、11月の酉の日に賑やかであったことから「酉の市」と呼ばれるようになりました。「酉の市」のほか、「大酉祭」「お酉様」とも呼ばれています。

関東を中心とするお祭りなので、住んでいる地域によっては、初めて聞いた方も多いかもしれませんね。その一方で、関東では「お酉さま」と親しみを込めて呼ぶことも多いようです。

おかめのお面や小判などの縁起物がたくさんついた熊手を売る露店が立ち並び、新年の開運招福や商売繁盛を願う大変賑やかなお祭り です。

十二支を暦に当てはめたとき、酉に当たる日に開催され、1回目から順に「一の酉」、「二の酉」、さらに次があれば「三の酉」と呼びます。 三の酉まである年は火事が多いという迷信もあるそうです。

酉の市の起源や由来は?

酉の市は、 江戸時代に花又村(現在の東京都足立区)の大鷲神社の近隣の農民たちが、秋の収穫を祝って鶏を奉納したのが始まり と言われています。

奉納された鶏は、祭りの後に浅草の浅草寺に運ばれて観音堂で放たれたそうです。

もともとは「酉の祭(まち)」と呼ばれていましたが、市が立つようになったのをきっかけに「酉の市」になりました。

市ではもともと農具や農作物が売られていましたが、いつしか福を掻き込む縁起物の熊手が売られるようになり人気に。 正月を迎えるための最初のお祭りとして定着しました。

2022年の酉の市はいつ?

2022年の酉の市は、

  • 一の酉:11月4日(金)

  • 二の酉:11月16日(水)

  • 三の酉:11月28日(月)

になっています。

酉の市の楽しみ方

西の市と言えば、 なんと言っても縁起物がたくさんついた熊手 です。もともとは農具として売られていた熊手が、福や金銀をかき集めるものに見立てられて人気となり、さまざまな縁起物を飾って商売繁盛や招福の意味が込められるようになったものです。

せっかく西の市へ行くのなら、この縁起物の熊手を買ってみたいところ。

実は 西の市の熊手には、縁起の良い購入の仕方や扱い方がある ので、ご紹介したいと思います。マスターすれば、より一層酉の市を楽しめますよ。

熊手の縁起の良い買い方は?

酉の市の熊手は、 値切れば値切るほど縁起が良く、毎年ひと回り大きなものに買い替えるのが良い とされています。

そのため、もし今年初めて酉の市へ訪れるという人ならば、 小さなものから買うのがおすすめ 。また、お店の人とのやり取りの仕方は、次のとおりです。

  1. 最初に値段を聞く
  2. 値切る
  3. さらに値切る
  4. もっと値切る
  5. 頃合いを見て商談を成立
  6. お支払いは最初に聞いた値段で。おつり分はご祝儀として渡す

買った(勝った)、まけた(負けた)と気風の良いやり取りをし、威勢よく手締めが打たれてご祝儀を出した方は大尽気分、ご祝儀をもらった方は儲かった気分を味わい、周囲の人たちも手締めに参加して楽しい気分を味わうという 粋な買い方 なので、ぜひ実践してみてくださいね。

買った熊手の縁起の良い持ち帰り方や飾り方は?

買った熊手は 大きな福を掻き込めるように、高々と掲げて持ち帰るのが良し とされています。

持ち帰った熊手は、玄関などの入り口に向けて高いところに飾るか、神棚に備えてお正月を迎えます。

目線よりも上で清潔な場所に飾ることが大切。 また、飾る方角によっても運が変わると言われているので、ぜひチェックしてみてください。

  • 東:仕事運・社運・勝ち運

  • 西:金運・財運

  • 南:地位・名誉

はっきりした理由は定かではないのですが、 北はあまり良くないと言われているので、避けてくださいね。

古くなった熊手は、翌年の酉の市で新しい熊手を調達する際に奉納するのが理想ですが、初詣などで最寄りの神社に奉納しても大丈夫ですよ。

関東三大酉の市をご紹介!

ここでは、特に有名な「関東三大酉の市」と言われている酉の市をご紹介します。それぞれ違った特徴と魅力がありますよ。

【東京都大東区】鷲神社

こちらは 「浅草の酉の市」と言われ、江戸時代から続く東京で最も規模が大きく賑わいを見せる酉の市 。熊手や食べ物を売る屋台が800店から900店出店され、例年70万人から80万人の人出があります。

明治時代の神仏分離令によって切り離された鷲神社と長国寺(ちょうこくじ)で行われており、関東と唯一の神社とお寺の御利益を賜る珍しい酉の市です。

鷲神社では、 午前0時の一番太鼓が鳴り一番最初に熊手御守を受け取った人には、一番福として純金の小判が授けられる ので、ぜひ一番乗りを目指してみてくださいね。

https://otorisama.or.jp/

【東京都新宿区】花園神社

花園神社の酉の市は 新宿界隈で最も大きな酉の市。 例年60万人ほどの人出があります。

酉の市の前夜祭と本祭りの2日間にわたって、約900もの灯篭が立ち並び、熊手を売る熊手商や200店を超える食べ物の屋台が登場します。屋台によっては飲食スペースもあるので、休憩しながら小腹を満たせますよ。

花園神社の酉の市は、 今では珍しい「見世物小屋」があることが特徴 。昭和50年代以降衰退していった見世物小屋は、 現在興行しているのは、こちらの1社だけ になっています。

見世物小屋の内部は撮影禁止になっており、入った人だけが知ることができます。今では珍しい怪しく刺激的な興行を楽しんでみませんか?

【東京都府中市】大國魂神社(おおたくまじんじゃ)

大國魂神社の酉の市は、 東京都府中市にある約1,900年の歴史を持つ古社・大國魂神社で開催される酉の市 。毎年150店ほどの屋台が登場し、8万人ほどを動員しています。

こちらの神社は、 東京都内にある大鳥神社、鷲神社の中でも最大級の敷地面積を持つのが特徴。 非常に賑やかで混雑している印象の酉の市ですが、屋台付近を離れると落ち着いてゆっくりできる場所もあります。

またこちらの神社の参道は、 国内で唯一の国指定の天然記念物のケヤキ並木「馬場大門のケヤキ並木」がある ことでも有名。樹齢約600年と言われる樹木などもあり、見ごたえ抜群ですよ。

https://www.ookunitamajinja.or.jp/matsuri/11-ootori.php

初冬の風物詩・酉の市を楽しもう

酉の市は、正月準備を始める初冬の風物詩。酉の市の豆知識を知っていると、楽しさが倍増すること間違いなしです!

2022年は来る年に思いをはせながら、ぜひ酉の市を楽しんでくださいね。

出典・参考


pomekko

余暇プランナー

フリーライターのpomekko(ポメっこ)と申します。アパレル業界、ネイリストの経験を持ち、旅とおしゃれ、美味しいものが大好き。今はガレットとクレープにはまっています。奈良在住ですが、大阪・京都に詳しく、休日は大阪や京都にいることが多いです。みなさんが、「楽しそう」「参考になった」と思ってもらえる情報を発信できるよう頑張ります。

【初冬の風物詩で開運招福】2022年は酉の市へ出かけよう!基本情報から有名酉の市まで♪

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.