北にバルト海、南に山岳地帯が広がる東ヨーロッパの国・ポーランド。
その首都ワルシャワは、第二次世界大戦の被害を受けながらも修復して世界遺産となった旧市街を中心に、見どころが詰まっています。また、旧ソビエト連邦の指導者・スターリンから寄贈された文化科学宮殿など、ポーランドの歴史や文化を学べるスポットもあり、知的好奇心もくすぐられるでしょう。
そんなポーランドの首都・ワルシャワの魅力的なスポット5選とグルメ3選を紹介します。
ポーランド・ワルシャワの基本情報
基本情報を知っておくと、旅行計画を立てやすくなるでしょう。
ぜひポーランド・ワルシャワ旅行を充実させてくださいね。
直行便の有無
日本からポーランド・ワルシャワへは直行便が運航しています。直行便は主に成田国際空港から出発します。
所要時間
日本からポーランド・ワルシャワへの直行便は、15時間程度かかります。トランジットの場合は、17時間以上かかるケースが多い傾向にあります。
どんなことを体験できる？
ポーランド・ワルシャワでは、「歴史・文化体験」「科学体験」「音楽鑑賞」ができます。
どんな人におすすめ？
歴史的建築物や文化に興味のある方、音楽が好きな方、知的好奇心を高めたい方におすすめです。
ワルシャワのおすすめスポット5選
ポーランドの首都ワルシャワは、美しい公園や歴史を感じられる建造物、活気のあるレストランやカフェが集まっています。
また、科学や音楽に関する博物館も充実し、世界的に知られている各分野のプロの思想に触れられる機会も。
見ごたえ抜群なワルシャワのおすすめスポット5選を紹介していきましょう。
聖十字架教会
聖十字架教会は、建物のクリーム色と塔のグリーンのコントラストが美しい教会です。
教会の正面入り口では細やかな彫刻の十字架を背負ったキリスト像が出迎えてくれます。世界的に有名な ポーランド出身のピアニスト・ショパンの心臓が眠る教会 として有名で、世界中から訪ねてくる人が絶えません。
内部に足を踏み入れると、壮大なシャンデリアやパイプオルガンがあり、思わず見とれてしまうでしょう。ショパンファンはもちろん、そうでない方も一度訪ねてみる価値ありです。
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ワルシャワ王宮
旧市街の中心にあるオレンジ色の壁が特徴的なワルシャワ王宮は、かつてポーランド国王の居城でした。
第二次世界大戦時に破壊されましたが修復され、現在は 世界文化遺産に登録されています。 大戦中、価値の高い家具や調度品は国外に保管されたため、被害を受けなかったと言われています。
内部は博物館として公開され、ポーランド・ワルシャワの文化や歴史についての展示も充実しています。18世紀前後に居城だった時期の家具や調度品、硬貨などが展示されており、煌びやかな世界に包まれるでしょう。
ポーランド国内ではもちろん、世界中の旅行者からも人気の観光スポットです。
https://www.zamek-krolewski.pl/en
フレデリック・ショパン博物館
フレデリック・ショパン博物館では、世界史に影響を与えたポーランド出身のピアニスト・ショパンの生涯と業績が展示されています。
元は貴族の宮殿でしたが、現在はショパンが残した楽譜や手記、 生涯最後に弾いたピアノ を実際に見ることができますよ。また、最新技術を駆使した映像や楽譜を置くだけで演奏するピアノなど、エンターテインメント性の高いコンテンツも充実。
クラシックに詳しい方だけでなく、そうでない方も楽しめる仕組みになっているので、肩ひじ張らずに訪ねてみましょう。
文化科学宮殿
文化科学宮殿は、ワルシャワの中心地に位置し、高さ237mのユニークな建物です。
1950年代に、旧ソビエト連邦の指導者だったスターリンからポーランドの人々へと贈られました。内部には博物館や劇場、飲食店や映画館などが入っているため、地元民だけでなく観光客も訪ねやすいのは嬉しいですよね。
また、 30階には展望テラスがあり、ワルシャワの美しい街並みを見渡せます。
フォトジェニックな写真を撮りたい方は、訪ねてみる価値大なので、忘れずにチェックしておきましょう。
キュリー夫人博物館
キュリー夫人博物館では、ノーベル賞を受賞したポーランド出身の学者キュリー夫人の生涯と業績が称えられています。
キュリー夫人の生誕100年記念に開館しました。 ポラニウムとラジウムといった放射性元素を発見し、ノーベル賞を2回受賞しました。
このことは科学界だけにとどまらず、世界中に影響を与えたため、現在も足を運ぶ人が絶えません。研究資料・写真・実験器具を中心に展示され、研究者になった軌跡を見て感じられるでしょう。
科学関係者はもちろん、一般の観光客にもおすすめのスポットです。
ワルシャワのおすすめグルメ3選
ポーランド料理は、素材の味を活かした料理方法や調味料が特徴的です。そのため、和食との共通点も多く、日本人の味覚と相性が良いと言われています。
そんなポーランド・ワルシャワのおすすめグルメ3選を紹介します。
Restauracja Future &Wine（レストラン フューチャー &ワイン）
Restauracja Future &Wineは、文化科学宮殿から徒歩10分のところにある小さなレストランです。
店内は洗練されたモダンな空間ですが、植物などが置かれていて程よく癒し要素が入っています。口コミによると、バレンタインデーなどイベントの時に利用する地元民もいる模様。
伝統的なポーランド料理にニュアンスを加えた新しい料理 や、料理に合うこだわりのワインを心ゆくまで楽しめるでしょう。
ワルシャワ旅行中に記念日が重なる方は、要チェックです。
Restauracja U Wieniawy（レストラン ユー ウィニアウィー）
Restauracja U Wieniawyは、ワルシャワの中心地にあるレストランです。
ワルシャワ国立劇場内にあるため、外観や内装だけでなく、サービスも高級感を感じられるでしょう。オペラ鑑賞前、ワルシャワ旅行中の記念にぴったりと言っても過言ではありません。
旅行でグルメを重視する方は、忘れずにチェックしておきましょう。地元民からは 「伝統的ながらもクオリティの高いポーランド料理が食べられる」 と好評な様子。
公式ホームページやGoogle Mapから予約可能なため、絶対に利用したい方は日本にいる間に予約しておくとベターです。
Cafe Mozaika
Cafe Mozaikaは、複数の公園に囲まれているカフェであるため、観光の前後や散策中にもぴったりです。
店内に足を踏み入れると、木目調をメインとしたナチュラルな内装と大きな窓で癒しの空間が広がっています。50年以上の歴史を持ち、口コミでは多くの地元民にも愛されていて、特に ピエロギとタルタルステーキが人気 ！暖かい時期は、開放感のあるテラス席を選ぶ方も多いようです。
人気のカフェのため、特に家族旅行や団体旅行など大人数の場合は公式ホームページから予約して訪ねるとスムーズでしょう。
魅力いっぱいのワルシャワ観光を楽しもう！
「歴史」「科学」「音楽」と知的好奇心を刺激されるスポットが多いポーランドの首都ワルシャワのおすすめスポット・グルメ情報を紹介しました。
「教科書で見たことがあるかも？」というものや人物を間近に感じられるので、ヨーロッパの中でもよりディープな旅行先になるかもしれませんね。
この記事を参考に、ワルシャワ旅行計画を立ててみましょう。
https://www.veltra.com/jp/europe/poland/warsaw/?sid=1554
Hikaringo
余暇プランナー
東京都在住で普段はIT業界のSEとして働いているHikaringoです。ヨーロッパを愛してやまず、15ヶ国一人旅経験あり。スウェーデン短期滞在経験もあり。食べることが大好きで、国内外どこに行ってもガイドブックに頼らず現地の人からの情報をもとにグルメ巡りしています。「読んでワクワク」「面白そうだから挑戦してみよう」と思えるような情報を発信していきたいです。
