この夏、海外らしいリゾートを楽しむのにおすすめなのが和歌山県にある白浜町。関西の方にとっては人気の定番スポットですが、他の地域の方はとくに「行きにくいかも…」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は白浜には空港があるので関東からもアクセスしやすいんです!
今回は白浜をたっぷり楽しめる、一泊二日のモデルコースをご紹介します。ぜひ参考にして白浜の夏を楽しんでみて下さい。
1日目:【午前】白浜に到着!
白浜へのアクセスを詳しく紹介します。
南紀白浜空港
2023年3月26日~2023年6月30日の時刻表を例に記載します。
東京⇒南紀白浜
- 213便◆07:30 → 08:45
- 215便◆11:40 → 12:50
- 219便◆16:35 → 17:45
南紀白浜⇒東京
- 212便◆09:20 → 10:25
- 214便◆13:45 → 14:55
- 218便◆18:30 → 19:40
南紀白浜空港から温泉街までは、バスまたはタクシーで約10~15分です。
JR白浜駅
関西圏からは、JRの「特急くろしお」でのアクセスが便利 です。
京都・新大阪・大阪・天王寺駅から、 <JRきのくに線くろしお号>に乗車、(大阪から約2時間30分、天王寺から約2時間15分)
白浜駅から温泉街までは、バスまたはタクシーで約10~15分です。
高速道路でのアクセス
大阪、神戸からは高速道路が便利です。
大阪・神戸(阪神高速湾岸線)ー りんくうJCT(関空自動車道)ー 泉佐野JCT(阪和自動車道・紀勢自動車道)ー 南紀白浜IC
大阪から約2時間(途中で休憩をはさむと約3時間弱ほど)くらいで着きます。
1日目:【午前】千畳敷・三段壁などを巡る
三段壁
白浜で見ておきたい、 絶景スポットのひとつが三段壁洞窟 です。
南紀白浜で最も歴史のある景勝地ともいわれ、源平合戦で知られる 熊野水軍がこの洞窟に船を隠した という伝説もあるそう。洞窟の中では波しぶきを見ることもでき、その迫力に思わずびっくりしてしまうほど。
洞窟はパワースポットとしても知られているので、自然の険しさや神秘を体験してみて下さい。外にはビュースポットもあり楽しめる場所です。
千畳敷
千畳敷は、その名のとおり 広い岩畳を思わせる大岩盤 。
千畳敷という巨大な石の板が敷き詰められたような風合いを持つという景観に由来し「千畳敷」という名前が付けられました。この景観は、 海水や風の浸食によってできたもの であり、その形状や色合いからは自然の険しさが感じられます。
千畳敷では、干潮時になると敷き詰められた石板が露出し、その上を散策することもできます。海の近くを歩きながら、石の模様や岩の形状を楽しんだり、地層の様子を観察したりできそうです。 壮大な自然を感じられるスポット ですよ。
夕陽がとっても美しいスポット なので夕方に訪れるのもおすすめですが、今回は時間の都合で午前中の紹介となります。時間があればぜひ夕方にも訪れてみて下さい!
1日目:【お昼~午後】アドベンチャーワールドを満喫
観光スポットを巡った後は、アドベンチャーワールドに訪れるのがおすすめ。
東京・上野ではパンダを見るのに大混雑しますが、こちらは 驚くほどあっさりとパンダに出会えちゃう んです。そのカワイイ様子を存分に見て下さい。パンダのグッズも豊富なので、おみやげを買うにもぴったりですよ。
他にも動物がたくさんいて見どころはいっぱい!なかでも必見なのがイルカショーです。
日本で一番感動するイルカショー ともいわれていて、その様子を見ていると思わず涙が出てくるほど。一度訪れればその魅力がわかるはずです。
ぜひイルカショーの開催時間をチェックして楽しみましょう。
1日目:【夕方】ホテルに到着。温泉やグルメを楽しもう
白浜にはリゾートホテルがたくさん。温泉でも有名な地域なので、温泉のあるホテルに宿泊し白浜の湯を楽しむのがおすすめです。
もし夕暮れ前にホテルに到着できれば、オーシャンビューの温泉から夕陽を楽しむ…なんて贅沢ができるかもしれませんね。
夜は白浜ならではの海鮮料理に舌鼓を打つのも良いのではないでしょうか。 幻の魚ともいわれるクエ料理 は白浜(和歌山)の名物料理。ぜひこの機会に食べてみて下さい。
近海の新鮮な魚貝をその土地でいただくのは、とても贅沢な気分になりますよね。旅のスタイルに合わせて、美食を楽しみましょう。
2日目:【朝】白く美しいビーチを散策!
白浜といえばビーチ。美しい白砂のビーチは、まるで海外に来たかのようにも思える絶景です。 『白良浜』という名前のとおり、真っ白な白砂と透明度の高い海 を思う存分堪能しましょう。
夏は海水浴ができる ので、泳ぐのも良いかもしれません。雰囲気たっぷりに楽しむことができますよ。
散策をし写真を撮るだけでも、そこに海があることでテンションがあがりそう。思い思いに白浜の海を楽しみましょう。
2日目:【昼~午後】とれとれ市場でお買い物&ランチを楽しむ
とれとれ市場 では、豊富な種類の魚介類や海産物が販売されています。
地元漁師や水産業者から直接仕入れられているため、 品質の良い海産物を手に入れることができます よ。
市場内には、鮮魚コーナーや水産加工品コーナー、飲食店や屋台まであります。鮮魚コーナーでは、自分で選んだ魚をその場で調理してもらうことも可能。また、水産加工品コーナーでは干物や魚の燻製、魚のつみれなどの加工品も販売されています。お土産に購入するなら加工品が良さそうですね。
さらに飲食店や屋台では、 新鮮な海産物を使った美味しい料理を楽しむことができます 。海鮮丼や刺身、焼き魚など地元の味を堪能することができ、ランチにもおすすめです!
白浜を訪れた際にはぜひとれとれ市場に立ち寄り、新鮮な海産物を楽しんでみて下さい。地元の味を堪能することができるでしょう。
高速バスの停留所にもなっているので、行き帰りに直接訪れるのもおすすめです。
大阪と白浜を結ぶ高速バスが1日10往復でていて、なんばOCATから3時間20分、JR大阪駅から3時間30分ほどでアクセス可能。 高速バスを利用すると、とても便利 ですよ。
2日目:【午後】白浜らしいスイーツを楽しみたいなら「かげろうカフェ」
白浜のお土産の定番といわれているのが、「 かげろう 」というお菓子。「福菱」が提供するお菓子で、柔らかくふわっと焼き上げた生地に優しい甘さのクリームをはさんだものです。外はサクッと中はふわっとした食感がたまりません。まるで、陽炎(かげろう)の様に、儚いことから「かげろう」という名前になったそうです。
お土産で購入するのはもちろん、実は 直営店ではカフェも併設 されています。「生かげろう」をはじめとしたスイーツを食べることもできますよ。
https://fukubishi.co.jp/kagerou_cafe/
購入はもちろん、ここでしか味わえないスイーツも楽しんでみて下さい。
2日目:【夕方】JRまたは飛行機で帰路へ
たっぷり白浜を楽しんだ後は帰路につきましょう。
白浜のお土産だけでなく、思い出もたくさん持って帰って下さいね。
一泊二日でもたっぷり楽しめる白浜
海にレジャー、温泉、と楽しい要素がたくさんつまった白浜。都会の喧騒を忘れさせてくれるような白良浜の美しいビーチや夕陽の絶景には癒されること間違いなしです!
ここまでリゾート感を満喫できる場所はあまりないかもしれませんよ。
今年の夏は、白浜でリフレッシュ体験をしてみてはいかがでしょうか。
<出典・参考>
ゆかた
余暇プランナー
金融業界出身で今はライター中心にフリーランスで活動中。大阪在住だけど京都歴の方が長く、休日はだいたい京都にいます。海外30か国旅行してる旅好き。旅のスタイルはグルメ旅/スポーツ観戦旅/美術館めぐり/ひとり旅。スイーツを求めがちです。関西の情報中心にお届けします。