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【スペイン】バルセロナから1時間!イビサ島の魅力やおすすめの過ごし方とは?


イビサ島はパーティーアイランドとして有名ですが、ヨーロッパ内では金色の砂浜と美しいビーチがあることで家族連れでの旅行先としても人気です。

この地中海のオアシスには、印象的な歴史、おいしい料理、素晴らしい人里離れたビーチ、一年中素晴らしい気候、白塗りの町、世界遺産、ダンスフロアなどくつろぐだけではない魅力がたくさん詰まっています。

本記事では、イビサ島の観光スポットと魅力についてご紹介します。

イビサ島の魅力

イビサ島は、スペインのバルセロナから飛行機で1時間ほどの距離にあります。

ハウスやテクノなどのダンス・ミュージックや世界遺産で知られ、多くの旅行者が滞在するイビサ島。紀元前654年頃にはこの島に港を建設し、人々の生活の始まったとされています。イビサ島の歴史は2500年以上前に遡り、旧市街地のほか自然など島自体が世界遺産として登録されているとても美しい島です。ターコイズブルーの海、ヒッピーマーケット、ナイトクラブなど様々な文化がクロスした島です。

シーズンは春から秋にかけてで、筆者は10月の上旬まで滞在しましたが海で泳げる気温でパーティーも連日開催されていました。10月下旬にはシーズンオフになります。

歴史を感じさせる城壁や、琥珀や白一面の街並みはフォトジェニックな空間。旧市街散策は、歴史を深掘りできるイビサ観光プランに最適なエリアです。

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世界遺産、オールドタウン旧市街ダルト・ヴィラ地区

イビサの旧市街、ダルト・ヴィラ(Dalt Vila)はユネスコ世界遺産にも登録されています。

印象的な正面玄関は坂を上ったところにあり、石の跳ね橋を渡って古代の石畳の中庭に入ります。イビサの旧市街は、狭い通りと白塗りの壁が織りなす雰囲気のある迷路で、異国感漂う写真が撮影できます。

有名なイビサ大聖堂、多くのレストラン、アート ギャラリー、手作り品を扱うショップが並んでいます。大聖堂のそばからは街を一望できるエリアがあり、港の先には姉妹島のフォルメンテーラ島まで続く素晴らしい海の景色が堪能できます。

ここでは、琥珀色や白い壁の建物による街並み、ピンクの可愛らしい花とのコラボレーションなど、SNSの写真映えにぴったりな場所が見つかります。

立ち寄ったおしゃれなカフェでは、日本語で挨拶してくれました。聞くと日本人の観光者が年々増えてきたそうですよ。

旧市街の頂上に佇むイビサ城

イビサの歴史的な旧市街、ダルト・ヴィラの上に建つランドマーク「イビサ城」。

イビサ城は、12世紀~13世紀に建設された遺跡が見つかっています。現在の建造物は16世紀~18世記のものといわれています。

周囲の風景と地中海の素晴らしいパノラマの景色を楽しみながら、古代の壁、塔、中庭を探索できます。心に残る絶景、歴史、建築の宝庫がすべて凝縮されています。

イビサ城の高い城壁と各階にある広大なテラスからは異なる景色が眺められるので、ぜひ散策してみてください。ここからの景色は言葉では言い表せないほど美しく、行く価値があると思います。

イビサ城の頂上には、2つのルートがあります。

旧市街の入り口から坂や階段を歩いて登っていくルートと、タクシーで裏からイビサ城まで行くルートです。

筆者は子連れだったためホテルの案内人の方に、イビサ城まで旧市街を通って往復するより、城の頂上まで行って景色を見て旧市街を観光した方が良いとすすめられました。そのためタクシーでイビサ城まで直接行き、旧市街地を観光して降りてきました。結果スムーズに行けたので、皆さんにもおすすめしたいコースです。

オールドタウンを眺めながらの食事

ビーチサイドのレストランよりも少し高価ですが、旧市街を目の前に食事が堪能できて写真映えするレストランがあります。

ハーバーサイドにあるレストラン「カルマ」は、オールドタウンを眺めながら食事が楽しめる場所です。

町の中心地から離れていますが、タクシーが目の前までピックアップしに来てくれるので、帰りはレストランで呼んでもらうと便利です。

ここでのおすすめはシーフードとワインです。イビザ近郊でとれた新鮮な海の幸が堪能できます。

ぜひ、海と旧市街を目の前に極上の時間をお過ごしください。

Calma

  • 住所:Puerto Deportivo Ibiza Nueva, Paseo Juan Carlos I, s/n, 07800 Ibiza

https://marinaibiza.com/en/lifestyle/calma/

イビサビーチでの過ごし方

一年中太陽が降り注ぎ、暖かい金色の砂浜が広がるイビサの海岸線はまさにオアシスです。エメラルドグリーンとターコイズブルーのグラデーションに輝く海がどこまでも続きます。

海と緑の植物のポストカードにふさわしいコントラストを見せてくれます。

日の出は遅めの朝7時半過ぎ

イビサ島の日の出は遅く、9月下旬~10月上旬に訪問した時点で朝の7時45分頃でした。海からの日の出はとても綺麗で、良い1日のスタートをきれます。

海辺のホテルに滞在して、水平線から昇る太陽を部屋から眺めるのはとても贅沢な時間です。

数日滞在するのならビーチホッピングがおすすめ

滞在期間に余裕がある方には、複数のビーチを巡る「ビーチホッピング」が大変おすすめ!

例えば、カラ・コンテ(Cala Comte)はイビサ島で最も有名なビーチの一つです。小さな入江のような場所で、波も穏やかでのんびり過ごすのに最適の場所です。北西部に位置しており、ここではうっとりするような夕日も楽しめます。

続いて、カーラ・バッサ(Cala Bassa)も穏やかなターコイズブルーの海で有名です。この2つは比較的近いエリアにありますが、このあたりにはホテルがないので車が必要です。

ベニラス(Benirrás)はヒッピーの雰囲気と、木と岩に囲まれた入江ビーチが魅力です。カラ・ロンガ(Cala Llonga)にはビーチスポーツ、ショップ、家族全員が楽しめるアクティビティなどがたくさんあります。

ビーチホッピングをして日光浴やシュノーケリング、リラックスした時間を過ごしてくださいね。

オールインクルーシブホテルのビーチ

定期的に開催されるプールパーティー、世界的に有名なDJのラインナップ、ドリンク、そして何よりも素晴らしい海の景色と夕日が楽しめるイビサ島。海辺にある大型のホテルはオールインクルーシブでホテルから出なくても1日遊べます。

チェックインをするとトークンと呼ばれるコインを渡されるので、グラスと交換をしてドリンクが楽しめます。プールでリラックスしたりバーでカクテルを楽しんだりと、ホテル目の前のビーチで泳ぎ思いのままの休暇が過ごせます。

朝食はもちろんのこと、ランチとディナーもブッフェスタイルで楽しめます。料理はスペイン料理がメインで、パエリアから小皿料理のタパス、クレマカタラーナなど存分に味わえます。夜はホテルの一角がパーティー会場になり、イビサ島ならではのにぎやかな雰囲気で退屈な瞬間はありません。

海にそびえ立つ岩、島の守り神「エス・ヴェドラ島Es Vedrà」

イビサ島の南西海岸沖にある、高さ約413mの岩島。島は、自然保護区の一部で無人島です。島へ行くことはできませんが、イビサ島のシンボルとして愛されています。

この歴史のある島は、古代ギリシャ叙事詩人ホメロスの『オデュッセイア』でも登場する場所です。紀元前8世紀には、この場所が登場していると知るとロマンを感じますね。

多くの観光客がここを訪れると、この魅惑的なランドマークに驚嘆します。島を通過したり近くに行ったりするボートツアーがあるので参加してみてください。

様々な文化が融合したイビサ島

今回は、イビサのパーティーだけじゃない楽しみ方をご紹介しました。

イビサ島の海辺は、遅くまでバーやイベントが開催されていて人が多いです。海辺にはレストランが並び、潮風を感じながらディナーが味わえます。フィンガーフードのピンチョス、カラフルなカクテルやワイン、サングリアで1日を締めくくりましょう。

イタリア人の夫にイビサ島に娘を連れて行こうと言われたときは、パーティーアイランドに行っても大丈夫なのかな、と心配に思いました。しかし実際に行ってみるとヨーロッパ人の家族連れが多く、空港やホテルに子ども用のスペースもあり、子どもから大人まで楽しめる場所でした。

海を歩いているだけで様々なジャンルの音楽を楽しみつつ、食べて、飲んで、リラックスするのに最適な場所ですよ。

https://www.veltra.com/jp/europe/spain/?sid=1554


Shiho Yamaguchi

余暇プランナー

欧米のライフスタイル・サステナビリティを発信しているフリーライターです。 ニューヨーク在住中にイタリア人と出会い、現在は拠点をミラノに移し夫と娘の3人暮らしをしています。趣味は、格安フライトやフェリーで行く月1回のヨーロッパ旅行。2歳の娘は、現在12カ国の旅行を経験し旅育にも力を入れています。トリリンガル子育て中です。 旅で経験した情報をお伝えしたいと思っています。

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