東アフリカに位置する小さく新しい国でマイナーなルワンダですが、治安が良く、コーヒーやゴリラで有名などアフリカ旅行の中でも旅行しやすい国と言われています。
そんなルワンダについて、実際に2024年に現地を訪れた筆者が、ルワンダについての最新基本情報をご紹介したいと思います。
ルワンダ旅行を検討している方は、是非参考にしてみてくださいね!
皆さんこんにちは!ライターMiruです。
皆さんはルワンダという国をご存じでしょうか。アフリカ大陸の東に位置する小さく新しい国で日本人にはまだまだ旅行先としてはマイナーのため未知である部分も多いです。
そんなルワンダについて、実際に2024年に現地を訪れた筆者が、ルワンダについての最新基本情報をご紹介したいと思います。ルワンダ旅行を検討している方は、是非参考にしてみてくださいね!
ルワンダってどんなところ?
ルワンダはアフリカ東部に位置する小さな国で、アフリカのシンガポールとも呼ばれ、1990年代まで内戦していたと思いえないほど発展を遂げている国です。しっかり管理された政治により、街中はゴミが一切落ちておらず、セキュリティも厳しいため安心でき、緑豊かな自然国です。
言語
物価も日本より安く、ルワンダ人はまじめで優しい人柄の方が多く、アフリカ旅行初心者の方にもおすすめできる旅行先です。ルワンダでは、ルワンダ語、フランス語、スワヒリ語が話される他、 英語も首都キガリや観光地では通じます 。
治安
アフリカと聞くと治安が懸念されますが、外務省が発表している ルワンダの危険レベルは全土でレベル1 となっており、危険度は最も低いです。しかし隣国のブルンジやコンゴ民主共和国との国境付近は、治安情勢が急変する可能性も否定できないので十分注意してください。
ルワンダの気候・気温
ルワンダは赤道近くに位置する内陸国のため、暑そうと思われがちですが、「千の丘の国」とも呼ばれ、中央アフリカの大湖沼地域内にあり緑豊かな丘陵が連なっています。国土の平均標高が1,600mと高く、 年間通して平均最低気温が15℃、平均最高気温が28℃ほどで過ごしやすい気候 となっています。
昼は半袖一枚、夜は羽織るもの を持っておきましょう。また、雨季の場合はスコールが数時間降ることがあるので、 折りたたみ傘があると安心 です。日中は日差しが強いので、 サングラス・帽子も持っているとベター です。また 夜になると蚊が多くなる ので、蚊よけスプレーを使用したり、長ズボンを履くことをおすすめします。
旅行日数とベストシーズン
上記から 乾季の5月~10月、12月~3月がベスト観光シーズン です。ルワンダ観光に必要な日数は訪れる場所や行うアクティビティによって異なりますが、小さな国ですので 2~4日間で十分に楽しむことが可能 です。折角日本からはるか遠いルワンダまで行くのであれば、 乗り継ぎ地や近隣国・都市も一緒に観光して回るのもおすすめ です。
ルワンダへの行き方・VISA
行き方
現在、日本からルワンダの空港への 直行便は運航されていません 。ルワンダまでの飛行時間は、経由地や乗り継ぎ時間によって大幅に異なりますが、平均時間は18~22時間ほどです。アクセス良く代表的な経由地は、カタール航空利用のドーハ経由、エチオピア航空利用のアディスアベバ経由、トルコ航空利用のイスタンブール経由でしょう。
VISA
ルワンダに入国するには、VISAが必要です。 観光ビザとして50USドル (約7,500円/2024年2月25日現在)支払う必要があり、ウェブサイトでオンラインで取得する他、または 空港の入国時に購入(現金・クレジット決済)することも可能 です。注意点は、入国回数は1回のみで、有効期間は30日間となります。VISAの発行には、査証発行日より6ヵ月以上の残存期間があるパスポートが必要です。特に予防接種などの証明は必要ありません。
渡航までに十分な日数がある場合はオンラインで事前取得しても良いですが、旅行日に近づいている場合は、発行が間に合わないことも考えられるので現地到着時にVISAを購入するほうが確実かと思います。
現地での支払い・通信・交通手段
支払い手段
スーパーマーケットやレストラン・カフェでは基本的にクレジットカード対応していますが、 タクシーや観光入場料、ツアー参加などは現金支払いがメジャー であるため、USドル・ユーロから両替か、ATMでのキャッシングで現金を下ろしましょう。空港を出たすぐの場所にATMや両替ができる銀行が並んでいます。
通信手段
ルワンダでは、キガリ空港でSIMカードを購入することができます。空港を出てすぐに 「MTN」 という通信会社のブースがあります。10GBで15,000RWF(ルワンダフラン)ほど(約1,800円/2024年2月25日現在)です。インターネットのみか、コール(通話)の有無を問われますが、配車アプリを使いたいときや何かの予約などの際に電話番号が必要になることが多いので、 通話可能にしておくと便利 です。
交通手段
ルワンダの首都キガリ市内では公共バスが出ていますが、旅行者にはハードルが高めです。移動は基本的にタクシー利用、またはモトと呼ばれるバイクタクシーが主流です。歩くことも治安的には問題ありませんが、観光名所の位置は微妙に離れているので徒歩は時間がかかります。
タクシー・モトは道中で呼ぶことができますが、ぼったくりに合うこともあるので、トラブルにならないようしっかり メーターを付けてもらうか、事前に値段交渉をしましょう 。
またこれらのやり取りなく、道案内や値段交渉不要で楽であるのが配車アプリです。ルワンダでの配車アプリはいくつかありますが、 一番良く使われていて値段もお手頃であるのが「YEGO」 です。ほかには、少し高級めで対応が良いのが「MOVE」もあります。配車アプリのお値段は、空港から市内まで30分乗って8,000RWF(約950円/2024年2月25日現在)ほどと日本に比べると随分安いです。
首都キガリから 郊外や他地方に行く場合は長距離バス があります。プライベートで旅したい方は、 国際免許証のある方はレンタカー、もしくは運転手付きレンタカー もあります。どちらも、慣れない土地で準備や計画が必要になるので、より安心して旅行したい方は、 現地ツアーに参加がおすすめ です。
ルワンダ旅行の基本はこれでばっちり!
いかがでしたか。
今回はルワンダ旅行に行く際に知っておきたい、ルワンダの気候や治安、物価など基本情報をお伝えしました。
また現地での通信手段や交通手段などもご紹介したので、これでルワンダ旅行の基本はばっちり!しっかり計画を立てて快適な旅を送ってくださいね。
https://www.veltra.com/jp/africa/rwanda/?sid=1554
Miru
余暇プランナー
エジプト在住歴3年半、本業はカイロオペラハウス所属のプロバレリーナ。大阪で生まれ育った関西人です。 ロシアやアメリカに留学経験もあり、国内外旅行好き。 海外生活での体験を活かし、観光やグルメなどの記事をメインに皆様に共有できればと思っております。 よろしくお願いいたします。