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【災害対策】想定シーン別おすすめエマージェンシーシート3選


登山で遭難したときによく使われるエマージェンシーシート。災害時にも同様にとても有効です。

万が一の備えに最低でも1人1枚は常備することをおすすめします。

今回は、エマージェンシーシートの使い方と注意点、おすすめの製品をご紹介します。

そもそもエマージェンシーシートとは?

非常時のアイテムとして持っておくと便利なエマージェンシーシート。

防水・防風・赤外線反射 の機能があり、 体に巻きつけるとすぐに温かさを感じます 。最近ではアウトドアでの遭難時の備えとしてだけではなく、災害用として備蓄する人も増えています。

エマージェンシーシートとは、 超極薄のアルミシート です。サバイバルシートやレスキューシート、ヒートシート、エマージェンシーブランケットなど、いろいろな呼ばれ方があります。

製品は、ポリエステルやポリエチレンなどの薄く延ばしたプラスチック素材にアルミを貼り付けています。

なぜ温かくなるの?

赤外線反射力

金属のアルミは、赤外線(電磁波)を反射する能力が高いです。人体が放出する赤外線の 約90%は反射する と言われています。

シートに包まることで、人間が出した赤外線エネルギーを反射し、自分が吸収することで エネルギー消費を抑えます

防水力

ポリエステルやポリエチレンのプラスチック素材は、水を通しません。

たとえ、野外で雨に晒されたとしても、シートに包まれれば身体が濡れることはありません。

身体が濡れると、 気化熱によって体温が急激に奪われます 。緊急時、身体を濡らさないことはとても大事です。

防風力

プラスチック素材は、水と同じく風も通しません。

身体の周りの空気が対流しにくく、体温で温まった空気をシート外に逃さない ので、体温の維持に効果的です。

どれを選べばいいの?

エマージェンシーシートには、素材の違いや形状の違いによって、さまざまな種類があります。用途や想定されるシーンに合わせて選びましょう。

避難所では音がしにくいものを

災害時、避難所で使うことを想定するなら、音がしにくいものを選びたいです。避難所という、いつもと違うストレスのたまりやすい場所で過ごす場合、 周囲への影響 がどうしても気になってしまいます。

ポリエステル素材のシートは、固さがあり、ガサガサと音が出やすいです。反対に、 ポリエチレン素材のシートは柔らかく、音が出にくく なっています。

野外で使うなら寝袋タイプもあり

エマージェンシーシートを野外で使うなら、袋状になっていて 隙間風や水の侵入を防ぎやすい ので、寝袋タイプも「あり」です。

ケガをしていて両手が使えなかったり、腰が動かせなかったりする場合、 中に入れないこともあります 。そういった場合に備えて、切断できるように簡易的なナイフやハサミを持参すると安心です。

リバーシブルはハイブリッド

アルミが蒸着されている反対の面に、オレンジや金などを張り付けたタイプのエマージェンシーシートがあります。

オレンジは自然の中にはあまりない色であるため、視認性が高い とされています。アウトドアで使用する場合におすすめできます。

金は赤外線を吸収する働き があります。日中など 太陽が出ているシーンではより防寒効果が感じられる かもしれません。

効果的な使い方は?

自宅や車中の万が一の備えに

エマージェンシーシートは、「 安価・軽量・かさばらない 」ので、 色々な場所に常備 しておきたいです。自宅の 緊急時セットの中 はもちろん、 車内 職場 などよく居る場所に常備しましょう。

アウトドアで活動される方は、万が一のために常に持ち運びしておくと安心です。

全身をくるむ(身体が大きい人は複数枚で)

保温効果を最大化するために、できれば 地面を含めて、全身をシートに包みたい です。

1枚でも十分包まれる人は問題ありませんが、 身体の大きい男性は 1枚で全身を包めないこともあります。そんな人は シートを2枚 使うか、 より大きめのシート を使いましょう。

注意点はあるの?

とても便利なエマージェンシーシートですが、注意点もあります。

湿気

湿気の多い環境で保管するのはNG です。湿気が原因で蒸着した アルミが剥がれる ことがあるからです。

アルミが剥がれたシートは、赤外線反射力が低減するため、保温効果が薄くなってしまいます。

https://bravo-m.futabanet.jp/articles/-/121884?page=1

また、防水性が高く、通気性がないので、 結露しやすい という問題があります。

気温が低いときに結露は発生しやすいので、そんなときはエマージェンシーシートの 内側に毛布をもう一枚追加 したり、シート内を 適度に換気して水滴を取り除いたりする ことが大切です。

破れ

軽量性・保管性を重視しているので生地は薄く、 悪く言うとペラペラ です。木の枝や、岩などに引っ掛けてしまうとすぐ 破けてしまう可能性 もあります。

ポリエステル素材は伸縮性がほとんどありませんが、 ポリエチレン素材はシートが延び柔らかい ので、一部破れても、 破れが広がりにくい です。

比較するとポリエチレン素材は少し高価ですが、耐久性の面でおすすめできます。

おすすめのエマージェンシーシート3選

想定されるシーン別におすすめのエマージェンシーシートをご紹介します。

【避難所で使用向け】SOL(ソル)「Emergency Blanket(エマージェンシーブランケット)」

世界的に信頼されているメーカーの商品です。

やわらかいポリエチレン素材を使用しているので、 ガサガサ音が出にくく 、避難所で過ごす場合に周りへの影響を気にかける必要がありません。

耐久性も高い ので、繰り返し使用する可能性のあるアウトドア派の人にもおすすめです。

【アウトドア本格派向け】SOL(ソル):「ESCAPE BIVVY(エスケープ ビビィ)」

上記商品の 寝袋タイプ です。より防水性・防風性が高まった製品で、 保温効果がより高くなっています 。本格的なアウトドア派な方におすすめできる製品です。

ケガをして寝袋に入れないことを想定して、簡易的なナイフやハサミを持参しておきましょう。

【大量に必要な人向け】Eco Ride World:「EMERGENCY THERMAL BLANKET(エマージェンシーサーマルブランケット)」

ポリエステル素材なので、ガサガサ音は気になりますが、 とても安価 なのが特徴の製品です。

エマージェンシーシートを常備して、災害に備えよう

エマージェンシーシートは、保管性・保温性に優れた製品で、災害用備蓄品として使われます。

効果的な使い方と注意点をおさえながら、想定されるシーンに合わせてエマージェンシーシートを用意しておきましょう。


fudo2020

余暇プランナー

元々都会育ちですが、登山にハマったのを機に長野県に移住しました。里山暮らしを家族4人で楽しんでます!登山やキャンプが趣味。テントを張って自然の中でダラダラするのが好きです。森の中で昼間から飲むお酒とか最高ですよね。旅も好きで、独身時代にはカナディアンロッキーをバンで寝泊りしながら、山を巡る旅をしたりしました。

【災害対策】想定シーン別おすすめエマージェンシーシート3選

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