芸術の秋は、美術館などに行ってゆっくりと芸術作品を楽しみたいという方もいらっしゃるかもしれません。
今回はこの秋注目の訪れたい関東の美術館ベスト5をご紹介します。ぜひ秋のお出かけにいかがでしょうか。
早速おすすめの美術館をご紹介していきます。
この秋行きたい関東の美術館ベスト5
第5位 箱根 ポーラ美術館
第5位は箱根にあるポーラ美術館です。 「箱根の自然と美術の共生」 というコンセプトの美術館です。
化粧品会社ポーラ創業者の2代目が40年かけて集めたコレクションがメインに展示されており、 箱根の自然の中で静かにゆっくりと美術作品を見たいと考えている方におすすめ の美術館です。
モネやピカソといった有名画家の作品から、現代作家の作品や化粧道具など多岐に渡る作品が展示されています。
この秋おすすめの展示
ポーラ美術館開館20周年記念展「ピカソ 青の時代を超えて」
開催日時 2022年9月17日(土)~2023年1月15日(日)
国内で屈指のピカソ・コレクションを誇る、ポーラ美術館とひろしま美術館の共同開催展となっており、ピカソ作品の制作のプロセスに焦点を当てた展示となっています。
展覧会中は、お笑いコンビ・チョコレートプラネットと学芸員によるスペシャルポッドキャストなどもあり、併せて楽しむことができます。
10月のピカソの誕生日 にちなんで特別イベントなども開催されますので、詳しくは公式HPをチェックしてみてくださいね。
箱根 ポーラ美術館
- 〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
- 9時~17時(入館は午後4時30分まで)
- 年中無休(展示替えのため臨時休館あり)
https://www.polamuseum.or.jp/
第4位 マリー・クワント展
マリー・クワント展は、渋谷にある 「Bunkamura ザ・ミュージアム」 にて期間限定開催されます。
マリー・クワントは、1950年代にロンドンのファッションシーンにミニスカートを広めたファッションデザイナーです。
本展では ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)より来日する約100点の衣服を中心に 、小物や写真、映像等が展示されます。
1955年から75年にかけてのマリー・クワントのデザイナーとしての活動、時代を切り開いた起業家としての作品を見ることが出来ます。
渋谷駅から徒歩10分程とアクセスも良いので、仕事帰りやお買い物のついでにいかれるのも良いかもしれません。
Bunkamura ザ・ミュージアム
- 〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2丁目24−1
- 2022年11月26日(土)~2023年1月29日(日)
※12月6日(火)/1月1日(日・祝) 休館 - 10時~18時(入館は17時30分まで)
- 毎週金・土曜日は21時まで(入館は20時30分まで)
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/22_maryquant/
第3位 特別展「毒」国立科学博物館
第3位は、東京都・上野の国立科学博物館で行われる 特別展「毒」 です。そのタイトルの目新しさに興味をそそられます。
「毒」は私達に害を与えるような物質として理解されていますが、一方で毒の中には薬効をもつものもあるなど、毒に関する不思議をクローズアップした展示会です。
本展では動物、植物、菌類、そして鉱物や人工毒など、自然界のあらゆるところに存在する毒について、動物学、植物学、地学、人類学、理工学の各研究分野のスペシャリストが徹底的に掘り下げ、 国立科学博物館ならではの視点で解説される という点が見どころです!
東大のクイズ王とコラボしたクイズ企画などもあり、楽しみながら「毒」について学ぶことができます。
国立科学博物館
- 〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20
- JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分
- 2022年11月1日(火)~2023年2月19日(日)
- 9時~17時(入場は16時30分まで)
- 【休館日】月曜日/12月28日(水)~1月1日(日・祝)/1月10日(火)
※ただし1月2日(月・休)/9日(月・祝)/2月13日(月)は開館。
https://www.dokuten.jp/index.html
第2位 ファン・ゴッホ ―僕には世界がこう見える―
第2位は埼玉県所沢市にある、角川武蔵野ミュージアムで行われている「 ファン・ゴッホ ―僕には世界がこう見える―」 の展示です。
角川武蔵野ミュージアムは、 図書館・美術館・博物館が融合した文化複合施設 となっており、美術館の他にも楽しむことが出来るスポットです。
編集工学者・松岡正剛、博物学者・荒俣宏、建築家・隈研吾、芸術学・美術教育の神野真吾による監修のもと、メインカルチャーからポップカルチャーまで多角的に文化を発信するというコンセプトとなっています。
「ファン・ゴッホ ―僕には世界がこう見える―」では、多くの人が知るゴッホの作品を、ゴッホの目線から追体験する体感型のデジタルアート展ということで通常の絵画の美術展とは異なります。
会場の壁と床360度に投影された映像と音楽で、ゴッホの見ている世界を体験することができますよ!
注目の理由、イマーシブミュージアム
最近はこういった、見る人が没入感を体験できる最新デジタル技術などを利用した美術館に注目が集まっており、ぜひこの秋に一度体験してみてはいかがでしょうか?
角川武蔵野ミュージアム 1階 グランドギャラリー
- 〒359-0023 埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3
- 会期 2022年6月18日(土)~2023年1月9日(月)
- 開館時間 10時~18時(金・土 10時~21時) 最終入場は30分前まで
- 休館日 第1・3・5火曜日
https://kadcul.com/
第1位 Immersive Museum “印象派”IMPRESSIONISM
第1位は同じく注目のイマーシブミュージアムであり、東京都の日本橋三井ホールで開催されている 「Immersive Museum “印象派”IMPRESSIONISM」 です。
本展では、印象派の画家であるモネ、ドガ、ルノワールらの作品を彼がみていた目線で体験できるというコンセプトとなっています。
注目のカフェ
展示ホールと同じエリアに、スイーツやアルコールが提供されるカフェエリアがあり、こちらも注目です。
ミュージアムの作品とコラボした、カラフルなスイーツや飲み物を楽しむことができます。
写真映え間違いなしなので、ぜひこちらも体験してみてくださいね。
日本橋三井ホール
- 東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町1-4F
- 銀座線・半蔵門線「三越前」駅直結
- 東京メトロ「日本橋」駅から徒歩7分
- 山手線・中央線・東海道線「東京」駅 日本橋口から徒歩9分
- 2022年7月8日(金)〜2022年10月29日(土)
【平日】10:00-21:00(20:20 最終入場)
【土日祝】9:00-21:00(20:20 最終入場)
※開催概要は変更になる可能性がございますので詳細は公式HPよりご確認ください。
https://immersive-museum.jp/
関東で「芸術の秋」を満喫しよう
「芸術の秋」にちなみ、いつにもまして様々な特別展が実施されています。期間限定で楽しめるものや大変珍しものもあるので、ぜひ、ご自身の足で、目で、心で楽しんでみてください。
いろいろな作品に触れ、感性が磨かれて今まで知らなかった感情に出会えるかもしれません。
Umi
余暇プランナー
神奈川県在住Webライター。旅行会社と観光系のメディアでの勤務経験あり。横浜育ちのはまっこでもあり、こよなく横浜を愛しています。現在は観光系の記事の他に、留学や英語学習についての記事なども執筆しています。穴場観光スポットを見つけることが得意なので、ぜひご紹介出来るように頑張ります!