「キャンピングカー」は、アウトドアをしているとなんとなく気になりますよね。キャンプ場でも、よくキャンピングカーを乗り入れて楽しんでいるグループもいます。
今回は、そんなキャンピングカーで楽しむバンライフについてご紹介します。
バンライフとは？
バンライフとは、「VAN（バン）」と「LIFE（ライフ）」を合わせた造語です。 車中泊できるようにカスタマイズされた車やキャンピングカーでの暮らしを生活の中に取り入れること です。
バンライフといっても、その形は人それぞれです。仕事をしながら週末だけバンライフを楽しむ人もいますし、年に数回の人もいます。その反面、家さえも手放して年中車の中で過ごしている強者もいます。
近年では、バンライフを楽しむYouTuberやインスタグラマーが増加しており、遠い存在だったバンライフも身近になってきました。
「気になっているけど、車で生活は大変そう・・・。」これが本音ではないでしょうか？
今回は、そんな人に バンライフがどんなものかを少しでも知ってもらうために、メリットやデメリット、楽しみ方などをご紹介します 。
バンライフのメリット
人との接触を避けられる
近年、バンライフが注目されるようになった背景には少なくとも「コロナ禍」があると思います。
旅行や人との接触が規制され、公共の交通機関を使って旅に出るというのは、なんとなく足が遠のいてしまいますよね。
しかし、バンライフならば、 基本は車で移動して車中泊なので、ほとんど人と接することなく、旅ができる のです。人混みを避けて旅を楽しめるのは、バンライフ最大のメリットだと言えるかもしれません。
自由に旅できる
バンライフの旅は、通常の旅より自由度が高いというメリットもあります。
通常の旅行ですと、交通機関の時間やホテルのチェックインやチェックアウトの時間など、ある程度時間の制約があります。ツアー旅行なら、なおさら日程をきちんと管理されており、自由度はありません。
その点、バンライフ旅行ならば、 時間を気にせず行動できるので、ふらっと目についたところに立ち寄ったり、思いつきで行き先を変更したりが可能 ！自由度が増すと、旅の楽しみも増えますね。
旅の費用を安く抑えられる
バンライフのメリットはまだまだあります。ズバリ、旅の費用を安く抑えられること。長旅をしようとすると、交通費だけでなく宿泊代もかさんできますよね。
しかし、 車なら車中泊OKの駐車場を探すだけ です。 無料のところを選択すれば宿泊費はかかりません ！これは大きなメリットと言えますね。
旅行はお金がかかるので、長く行くことは難しいかもしれませんが、バンライフなら低価格で日本1周も夢ではありませんね！
バンライフのデメリット
水回り問題
バンライフでは、トイレやおふろなどの水回り問題がついて回ります。
大きなキャンピングカーを購入して、トイレやシャワー付きのものを選べば、いつでも利用できるので便利ですが、その分の手入れはとても手間がかかります。
自宅と違い、車内で水を使うのは簡単なことではありません。車中泊する際は、 近くにトイレや温泉施設があるかなど、しっかりと確認する必要があります 。
車中泊OKの駐車場を探す必要がある
道の駅などの公共の駐車場ならば、どこでも自由に車中泊ができるイメージがあるかもしれません。
しかし、防犯の観点から、車中泊を禁止している駐車場って意外とあるんです。特に、無料で利用しようと思うと、事前に宿泊可能かを確認しておく必要があります。
事前確認は面倒だという場合や、車中泊にまだ慣れていない場合には、RVパークを利用することをオススメ します。
https://rv-park.jp/
駐車場利用料などがかかりますが、日本RV協会が「快適に安心して車中泊できる場所」として認定した施設が掲載されています。
全国各地に300以上の施設があり、夜間に使用できるトイレはもちろん温泉施設なども併設されているところもあり、バンライフをする人にはありがたい施設となっています。
雨が降ると大変
バンライフをするとトイレやお風呂の利用に車外に出る必要があります。そのため、雨が降っていると大変です。
快適にバンライフを楽しむためには、 雨が降った場合は、ホテル泊をしてみたり、駐車場とトイレが近い宿泊場所を探したりするなどの工夫が必要 ですね。
バンライフを楽しむ方法
レンタル
バンライフを最もお金をかけずに楽しむことができるのがレンタルです。バンライフに興味はあるけど、続くか心配という人も、まずはここから始めるのがオススメです。
レンタルならば、一泊からレンタル可能で数万円程度で利用できます。 レンタルで複数回バンライフを楽しんでから、購入などに踏み切るのも失敗を防ぐためには良いです ね。
レンタルの期間中に、色々なキャンピングカーを試しておくことをオススメします。
購入
バンライフを続けると、どうしても欲しくなりますよね！こだわりの詰まった自分だけのキャンピングカー！決して安い買い物ではないうえに、昨今のバンライフ人気のため、納車まで数年待ちがざらなんです。
そこまでしても欲しいと思えるなら、もう本物 です。ぜひ購入も検討してみてください。
シェア
キャンピングカーが欲しいけど、購入するのは初期費用もかかるし、維持費も大変。そんな時は、シェアすることもオススメです。
5家族くらいでシェアすれば、1家族100万〜150万円くらいでキャンピングカーを購入することが可能です。維持費も折半できるので、安く抑えることができます。
仲間を募るのも良いですが、 保険や権利の問題なども出てくるので、気心知れた親族間でのシェアなどがオススメ です。
気軽にバンライフデビューしよう
バンライフのメリットやデメリット、楽しみ方について紹介しました。
キャンピングカーを購入しようと思うと、高い費用がかかりますが、 お金をかけず手軽に楽しむこともできる ので、チャレンジしてみてくださいね！
七瀬透
余暇プランナー
普段は文章を書いているか外にいることが多い、子連れキャンパー兼ライターです。 ヨガインストラクターの資格も持ち「アウトドア・旅行・ヨガ」を中心にライターをしています。 幼い頃から、両親に連れられキャンプを楽しんでおり、キャンパー歴と人生の長さはほぼ同じ！ キャンプを中心に、アウトドアを思いっきり楽しむ情報をたくさんお伝えできれば嬉しいです。
