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富士山がご神体!浅間神社の総本宮「富士山本宮浅間大社」を徹底紹介


富士山本宮浅間大社は富士山麓にある浅間神社の総本宮です。

御神体は富士山になり、ご祭神の木花之佐久夜毘売命は美の象徴であることから多くの参拝客が訪れいています。

今回は富士山本宮浅間大社の基本情報、見どころ、周辺観光情報を紹介していきます。

富士山本宮浅間大社は富士山の南麓にあたる静岡県富士宮市にあり、 全国1300余りある浅間神社の総本宮です。駿河国の一宮 でもあります。

2013年6月には世界文化遺産にも登録 されました。

御祭神は木花之佐久夜毘売命 (このはなさくやひめのみこと:別称は浅間大神(あさまのおおかみ))であり、 ご神体は富士山 になります。

富士山信仰の中心地でもあり、富士山8合目以上は浅間神社所有の敷地にもなります。なんと奥宮は富士山頂にあるんですよ。

今回は富士山本宮浅間大社の基本情報、見どころ、周辺観光情報を徹底紹介していきます。

富士山本宮浅間大社の基本情報

歴史

富士山本宮浅間大社の歴史は古く、 起源は約2000年前 にもなります。「富士本宮浅間社記」によれば、紀元前27年、度重なる富士山の噴火により土地が荒廃したため、その噴火を鎮めようと山足之地(富士山麓)に富士神を祀ったことが始まりと言われています。

西暦110年に現在の場所から北へ約6kmの場所に山宮浅間神社が建てられ、平安時代には火山の神である「浅間大神」と呼ばれるようになりました。

西暦806年に坂上田村麻呂が現在の地へ社殿を作り、これが現在の富士山本宮浅間大社 となります。この地が選ばれたのは豊富な湧水が湧く土地(湧玉池)が噴火を鎮めると考えられたからだそうです。

武士の時代に入ると、源頼朝・徳川家康・武田信玄と多くの名だたる武将たちから崇敬をされるようになりました。 現在の楼門・拝殿・本殿は関ケ原の合戦に勝利した徳川家康が造営 したものです。また拝殿脇にある大きな枝垂れ桜は「 信玄桜 」と呼ばれ、 武田信玄が寄進した桜の二世 になります。 源頼朝 が富士の巻狩に際して、 奉納した流鏑馬は現在まで続く伝統ある神事となっています。

江戸時代に入ると 富士山信仰(富士講) により、多くの庶民が富士登山を行うようになり、富士山本宮浅間大社は富士登山の起点として多くの参拝者が訪れるようになりました。明治時代に入ると 官幣大社 に列せられ、現在も全国1300ある浅間大社の総本宮、駿河国一之宮として多くの参拝客が訪れています。

交通アクセス

  • 住所:静岡県富士宮市宮町1-1

電車の場合

  • JR身延線富士宮駅より徒歩約10分
  • 東海道新幹線富士駅よりタクシーで約30分

車の場合

  • 東名高速道路富士ICより約20分
  • 新東名高速道路新富士ICより約15分
  • 中央自動車道河口湖ICより国道139号線経由で約70分
  • 駐車場有/150台/30分まで無料、1時間200円、以後1時間ごとに200円

参拝時間

季節ごとに参拝時間が変わるので注意が必要です。

  • 4月~9月 午前5時~午後8時
  • 3月と10月 午前5時30分~午後7時30分
  • 11月~2月 午前6時~午後7時

参拝料金

参拝料金はかかりません。御祈祷などは別途料金が発生します。

御朱印

500円(1種類)

富士山本宮浅間大社の見どころ

日本有数のパワースポットと桜

御神体は富士山 、もうこれだけでパワースポット感満載なのですが、 御祭神である木花之佐久夜毘売命は美の象徴の女神として安産・良縁・火難消除に御利益がある と言われています。

また 桜の名所としても有名で御神木は桜 です。境内には500本のソメイヨシノが植えられています。満開の時期に訪れると、桜と富士山そして本殿とまさに日本の春といった景色を楽しむことができますよ。

本殿・拝殿・楼閣

徳川家康が関ケ原合戦後、戦勝のお礼と徳川幕府の繁栄を祈願して造営した社殿です。 本殿は「浅間造(せんげんづくり)」と呼ばれる2階建ての楼閣造り になっています。いずれも国の重要文化財に指定されています。

二之鳥居と富士山

駐車場から境内へ向かうところに立っている二之鳥居は実質境内の入り口となります。ここは何といっても富士山との絶好の撮影ポイントです。 朱塗りの鳥居と富士山の風景がとても美しくマッチ しています。

湧玉池

富士山の雪解け水が長い年月をかけて地下の溶岩層を抜けて、境内に湧いてくる湧泉です。池の底から玉のように水が湧きだすことから「湧玉池」と名付けれました。 水温は年間を通して13℃を保っており、毎日20万トンの湧出量 を誇っています。国の天然記念物に指定されていて、平成の名水100選にも選ばれています。

富士山本宮浅間大社の周辺観光情報

富士宮焼きそば

富士宮焼きそばといえば、B級グルメの代表格として全国的にも知名度のあるご当地グルメです。コシの強いやや太めの麺と、肉かすやいわしの削り粉を入れてあるのが特徴になります。大社周辺にもお宮横丁をはじめ、数多くの富士宮焼きそばを取り扱っているお店があります。参拝を終えた後に是非立ち寄ってみたいですね。

白糸の滝

日本の滝百選にも選ばれている名瀑です。富士山の雪解け水が長年かけて溶岩層をくぐり、幾筋もの滝となって流れ落ちています。高さ20m、幅150mの絶壁から、大小数百もの滝が流れ落ちている姿が白糸を垂らしているように見えることから名づけられました。国の名勝、天然記念物にも指定されています。

https://fujinomiya.gr.jp/guide/170/

まかいの牧場

富士山麓の朝霧高原に広がる体験型牧場です。たくさんの動物と触れ合ったり、牛の乳搾りや農業体験、バーベキューやグランピング、牧場グルメなどのアウトドアを楽しめることができるのでお子様連れにはおすすめです。

https://www.makaino.com/

富士花鳥園

富士山麓の朝霧高原にある花と鳥に触れ合うことのできる全天候型テーマパークです。温室の中で過ごすことができるので、雨の日も安心です。フクロウやペンギン、エミューなどと直接触れ合うことができます。ペンギンと触れ合えるなんてめったにできない体験ですね。

https://kamoltd.co.jp/fuji/

道の駅朝霧高原

国道139号線沿いにある大人気の道の駅です。地元農家の新鮮な野菜や朝霧高原でとれた牛乳を使用したアイスやチーズなどの乳製品が人気です。そして背景には雄大な富士山を眺めることができ、ロケーション抜群の道の駅です。

https://www.asagiri-kogen.com/

アクセスの良い日本有数のパワースポットでご利益を授かろう!

富士山本宮浅間大社のある静岡県富士宮市は、東京~名古屋の中間に位置しており、市街地の中心ということで電車でも車でもアクセスしやすい場所にあります。

何といってもご神体はあの日本一の富士山で、全国1300ある浅間神社の総本宮です。雄大な富士の景色を眺めながら参拝すれば、それだけでもうパワーがもらえると思いませんか?

休みに日には是非お出かけしてみてください。

出典・参考


nonta

余暇プランナー

元旅行会社勤務で今は山の中の観光施設で働きながら旅ライターを行っています。元々旅行好きで大学も地理学専攻と根っからの地理マニアです。大自然の絶景と寺社仏閣などの歴史建築が大好きで、連休などあればすぐに車中泊で出かけてしまいます。その他登山やランニングなどとにかく家に引きこもっていることが苦手で、常に自然の中で過ごしていることが私の癒しになっています。

富士山がご神体!浅間神社の総本宮「富士山本宮浅間大社」を徹底紹介

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