すっきりと片付いた暮らしを実現するには、パーフェクトな収納法や日々の掃除がマストだと思っていませんか。実は、ズボラさんこそできる「ラク収納」もあるんです。「自他ともに認めるズボラです」と公言しつつも、すっきりとした素敵な家に暮らす人気インスタグラマー・おにくさんの収納術を公開します。
こんにちは!主婦インスタグラマーのおにくです。突然ですが、わたしはズボラです。ものを取る時、しまう時は最低限のアクセスで済ませたいですし、こまめな見直しもできればしたくありません。今回は、そんな自他ともに認めるズボラである私が実践している、ズボラでもスッキリと片付いた家で暮らせる収納のコツをお伝えしたいと思います。
ズボラだからできる! おにくの収納術
ズボラだからと言って、物をそのまま乱雑に出しておいたり、ただしまうだけにしたりしていては、すぐにぐちゃぐちゃに。紛失や無駄にする悪因となってしまいます。そうなると余計に大変。掃除や整理整頓の手間を抑えるためにはどうしたらいいのだろうと考えた結果、今の収納方法にたどり着きました。いわばズボラだからこそ思いついたアイデアです。
少し工夫して、誰もが取りやすく使いやすい収納にすることで掃除や整頓の頻度を抑えることができますし、すっきりと見せることもできると思います。我が家で実践しているズボラ向けの収納方法を場所別にいくつか紹介します。
パントリー
食品をしまうパントリーは、小型のファイルボックスで仕分けています。そのまま重ねていると取り出しづらいため、間に100円ショップのブックスタンドを挟むのがコツです。
細かくてそれぞれ形もちがう保存食品は、大雑把にまとめたり、パンパンに入れたりすると グチャグチャになりやすいですよね……。「ここ! 」という置き場を細かく決めてラベリングし、それぞれのボックスの中にはゆとりを持って入れることが楽ちんズボラ収納の要となります。
ちなみに、この中には実は空のボックスもあるのですが、そこは たくさん買い物をした時などあふれたものがあった時の置き場にしています。
定期的に中身を見直して不要なものを捨てていますが、細かく分けてあるので賞味期限チェックもしやすく、以前より食材を無駄にすることが減りました。
洗面台横
洗面台のサイドの棚の上段には、ワイヤーバスケットの中にインナーボックスを入れて普段あまり使わないものをざっくりと仕訳けて収納しています。ボックスに入れることで乱雑に見えることを防いでいます。
下段の引き出しやすい部分はインナーボックスは使っていません。必要以上に箱に入れたりすると、取り出しの手間が増えるからです。普段この収納スペースには扉が付いているため、隠れている扉の中をさらに隠す必要性は感じませんし、上段はインナーボックスで隠しているので乱雑には見えません。下段は網かごのままで十分です。畳み方を少し工夫したり、タオルの色味を揃えたりすればさらにすっきり見えますよ。
書類
子どもの幼稚園のプリントや町内会の役員の書類などは、かなりの頻度でチェックするもの。無理して家具やクローゼットに収納すると、取り出しの手間になりますし、あとからまとめようとして乱雑にテーブルに置きっぱなしになる原因になりやすいのがネックです。
我が家では、ダイニングルームのカウンターの上に取っ手付きのファイルボックスを置き、カテゴリーごとに仕分けして入れています。
広げて作業したい時やカウンター掃除の時はボックスごとテーブルに移動させれば良いですし、見た目がホワイトで我が家のインテリアとの統一感があるので、出ていてもすっきりと見えます。
ボックス内は仕切りもありますし、ふせんやクリアファイルなどで軽く仕分けしておけば さらに見やすいです。別売りのパーツで、セットで使う鍵や印鑑、ペンなどを一緒にしておけるのもとっても便利です。
テーブル上に毎日の必須アイテムを
テーブルの上は、置きやすく取りやすい場所になるのでズボラ的にはついつい物を置きたくなる危険地帯(笑)。どうしても乱雑になりがちなので、「必需品だけは置いて良い」と決めています。テーブルの拭き掃除の時にジャマにならないよう、サッとどかせるようにしておくののポイントです。
ティッシュは頻繁に補充したくないので、ストックが入るケースに入れています。また、子どものおやつタイムに、サッとお菓子を出せるようにブレッドケースもを設置。。子どものお菓子はここに入るだけと決めて買うようにすれば買いすぎも防げますし、見た目もかわいいケースでインテリアとしてもばっちり。子どもはこの中に入っているお菓子の中から自分で選ぶ楽しみもあるようで、いいことづくめです。
以上、我が家のズボラ収納をいくつかご紹介しました!
最初にものの定位置を決めて整頓の頻度や掃除方法もルーチン化してしまうことで毎日の暮らしがラクになりますよ。