焼きそばを作る際にフライパンに麺がこびりついてはがれない、そんな経験ありませんか?そんなときには、どんな家にも必ずといってあるアレを使えば麺がくっつかずに炒めることができるんです。
焼きそばって、実はすごくイライラしませんか?
リモートワークなどでお昼ごはんを作る機会が増えた人って、多いですよね。フライパンひとつで手軽に作れる焼きそばは、常備しておくととっても便利です。
「フライパンひとつで便利」っていってみたものの、実は私自身が焼きそばについて思ってる不満を告白してもいいですか?
「なんで焼きそばってあんなにフライパンにくっつくの?」
フッ素樹脂加工のフライパンを使ってるんですが、フライパンが新しいうちはキレイにくっつかずに炒められるんです。でも、フライパンを使い倒してフッ素樹脂がはがれてくると、焼きそばってものすごくこびりつくんですよね。くっつかないように油をたっぷり入れても、最後はやっぱりこびりつく……!
周りの人に話したら「わかる〜」って声多数。そこで、このイライラを解消すべく、焼きそばがくっつかない裏ワザを検証してみたいとおもいます。
炒める前に麺にアレをまぶすだけ
焼きそばをくっつきにくくする方法を調べてみると、炒める前の焼きそば麺に「ある調味料」をまぶすだけでくっつかなくなるという方法を発見しました。
その、ある調味料とは「お酢」。これなら家にあるし、手軽にできそう!
「そんなことくらいで本当にくっつかなくなるの?」「酢を入れて酸っぱくならないの?」
そんな声が聞こえてきそうなので、早速検証してみましょう。
お酢をまぶしたやきそば麺は、くっつかないのか検証してみた
まずはいつも通り炒めてみます。肉と野菜を炒め、麺を入れて味付けをして完成。
お皿に盛り付けた後のフライパンを見ると、ちょっと写真を載せるのをためらうくらいくっついてしまいました。
これを無理やりはがそうとするとフッ素樹脂加工が余計に傷ついてしまうんですよね。そーっと麺をおはしで拾いつつ、どうしてもはがれないこびりついた部分は、もったいないけどお湯につけて置くしか方法はありませんでした。
では、お酢をまぶす方法というのを試してみたいと思います。
焼きそばを焼く前に、麺に酢をまぶしてみましょう。酢の分量は、麺1人前に対して酢大さじ1と1/2。ちょっとドキドキするのでしっかり量りました。
麺の袋をあけて量ったお酢を入れ、袋の上から手でもんでなじませます。
あとは肉と野菜を炒めて、酢をまぶした麺を投入。この段階では正直酢のツンとするにおいが……。大丈夫かな。
はい、完成です!!ところで気になるフライパンは?
はい、いかがでしょう!さっきより全然くっついてない!!!
食べてみたところ、加熱によって酢のにおいも、酸っぱさも飛んでいて、普通に作った焼きそばとなんら変わりなく美味しく食べられました!
くっつかない理由は?
ところでなんでくっつかないかが気になりますよね。
調べたところ、酢にはたんぱく質の変性を防ぐ効果があるようで、お肉を焼くときには網や鉄板にお酢をさっと塗っておくと、加熱によってたんぱく質が変性して金属にくっつくのを防いでくれるということは判明。
でも、この焼きそば麺は炭水化物……。なぜ、こんなに劇的にくっつかなくなるかの理由は判明せずじまいでした。
フライパンはもちろん、ホットプレートでも同じように酢をまぶしてから炒めればくっつく心配がありません。理由解明の旅は続きます!みなさんもぜひ試してみてくださいね。