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暖かくなってきた春は、プチ大掃除におすすめのシーズン。気になる場所をしっかり掃除して、気持ちよくおうち時間を過ごしましょう。
春はプチ大掃除におすすめのシーズン
年末にやり残してしまった大掃除や、湿気がたまる梅雨に向けての掃除。春はプチ大掃除におすすめなシーズンです!
春のプチ大掃除のポイントはカビ取りと乾燥、油汚れ落とし。アルコール除菌スプレーやエタノール水、住居用マルチクリーナー(※)などで汚れを取り、しっかり乾燥させて掃除をしましょう。
例えば年末大掃除の時は寒くて気が進まなかった、お風呂まわりなどの水を使った掃除。暖かくなってくる春は、お風呂や洗面所、トイレの掃除がしやすくなりますね。換気が必須となる塩素系漂白剤を使用した掃除も、寒くないので換気がしっかり行えます。
また寒さでカチカチに固まっていた油汚れは、気温が上がることで緩んできます。春のプチ大掃除では冬に取れなかった油汚れにも挑戦しましょう。
※押し入れや畳など水が使えない場所には住居用マルチクリーナーは使えない場合が多いです。注意書きをよく読みご使用ください。
春のプチ大掃除で意識したいポイント
春のプチ大掃除では、冬からためてきたカビや汚れをしっかり取り除いておくことが大切となります。こうすることで、湿気や気温の高い梅雨に、カビが大繁殖することを防げます。カビはアルコール除菌スプレーやエタノール水などで掃除できますよ。
エタノール水の作り方
エタノール水は自宅で手作りができます。ドラッグストアなどで販売しているエタノールを、エタノール:水=8:2の割合でスプレーボトルの中に入れてください。エタノールが手に入らない場合は、アルコール除菌スプレーや住宅用マルチクリーナーの利用ももちろんOKです。
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春のプチ大掃除で掃除しておきたい場所
窓
窓まわりは冬の結露により、湿気がたまりがち。よく見るとカビが発生していることもあります。レール部分のホコリや汚れなどを、アルコール除菌スプレーやエタノール水、住居用マルチクリーナーでカビ・汚れを拭き取り、窓を開けるなどして、しっかり乾燥させましょう。
黒カビがパッキンについてしまい、どうしても取れない場合は、ジェル状のカビ取り剤をカビ部分に塗布して拭き取り、水拭きします。
※材質や程度によってはカビの黒色が落ちない場合もあります
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カーテンの洗濯
実は冬場の結露によりカーテンも湿気を含み、カビ臭くなっている場合があります。カーテンが少しにおう場合は要注意。この機会に洗濯しておきましょう。
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カビが生えてしまった場合は、カーテンを酸素系漂白剤(「オキシクリーン」など)とお湯を合わせたものに、30分ほど浸け置きしてから洗濯します(使用量・方法は各商品を参考にしてください)。なお、素材によっては家庭での洗濯が難しいものや洗濯方法が指定されている場合もあるので、必ず洗濯絵表示を確認してから行ってください。
洗濯機では「手洗い」もしくは「ドライ」コースを選択し、中性洗剤(デリケート衣類専用洗剤)で優しく洗えば、型崩れしにくいです。またしわになるのを防ぐため、洗ったらすぐにカーテンレールに取り付け、そのまま干して乾かしましょう。春は暖かく湿度も低いので、窓を開けておけばすぐに乾きます。
お風呂場
お風呂場のカビは梅雨の時期に繁殖しやすく、においがち。エプロン(浴槽の外側の部分)を外せる場合は、外してカビ取り掃除をするのがおすすめです。
換気扇を回し、マスクや炊事用手袋、ゴーグルなどをつけてカビが気になる部分に塩素系漂白剤をスプレーしましょう。20分ほどおいたら、ぬるま湯のシャワーで流します。ゴミが排水口に集まり詰まるので、ゴミを取り除きながら排水してください。
また扉付近のパッキンもカビやすい場所です。同じくカビ取り掃除をしておきましょう。排水口もニオイが出やすいので、最後にしっかり掃除しておきます。
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トイレ
トイレは、便器とタンクの外側に結露がついてカビやすいです。タンクの裏側にもカビがつきやすいので、気付いたときに結露取りを行いましょう。結露がついていた場所をアルコール除菌スプレーやエタノール水で拭き取り、しっかり乾かします。
靴箱や押入れ
見落としがちな靴箱や押入れの結露。靴も湿気を吸っているので、春のプチ大掃除のタイミングで靴箱から靴を出し、外で干して乾燥させましょう。
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靴箱の中はアルコール除菌スプレーやエタノール水で拭きます。住居用のマルチクリーナーでもOKですが、その場合は水拭きまでしっかりして、乾燥させましょう。
また、押入れも外壁と接している部分はカビやすいです。押し入れを開けて乾燥させ、埃を取るだけでもカビは予防できます。カビてしまっていたら、アルコール除菌スプレーやエタノール水でカビが広がらないよう拭き取ります。掃除後はしっかり乾燥させてください。
その後、除湿アイテムも設置しておけば、今後のカビ予防になり安心です。
キッチンや換気扇
キッチンなどの油汚れが落とし切れていない場所も、暖かくなる春に掃除しておきたいところ。住居用クリーナーでも掃除ができますが、ナチュラルクリーニングがお好みの場合は、重曹やセスキ炭酸ソーダを溶かしたスプレーも使えます。
重曹水(重曹を水に溶かしたもの)やセスキ水(セスキ炭酸ソーダを水に溶かしたもの)でお掃除する場合は、スプレーボトルに入れて粉を溶かす際にぬるま湯を使うと、その後スプレーして掃除をする際に油が浮きやすいです。ただし高温のお湯を入れると、ボトルが変形する可能性があるので注意してください。
油汚れにスプレーをして、しばらくおいてから水拭きをしていきましょう。
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まとめ
春は寒さが和らぎ体が動きやすい季節。春掃除を少し頑張っておくことで、家がクリーンに保てます。春の天気の良い日を見つけて、春掃除してみましょう!