2019年もあと数カ月で終わり。新しい年を前向きに、楽しく迎えるために、改めて生活スタイルや持ち物を見直してみませんか?この連載では「2019年にやめたこと」を暮らしをかしこく上手に楽しむ方々に教えてもらいます。今回は節約や持たない暮らしに関する投稿が人気のインスタグラマー・eriさん編です。
こんにちは。Instagramで家計や暮らしに関する投稿をしているeriです。以前は月16万円の世帯収入で生活をしていましたが、夫の転職や私のパート勤めなどで少しずつ暮らしに余裕がうまれるようになりました。しかし、老後2,000万円問題など、まだまだ不安はたくさん!貯金を増やせるように2019年はあれこれ生活を見直しました。そんな私が「2019年にやめたこと」は以下の通りです。
【1】トイレ用掃除シートをやめた
少し厚めのトイレ用掃除シート。使い終わったらそのままトイレに流せる掃除シートはとても便利で、長年我が家になくてはならない存在でした。しかし息子2人がおむつを卒業してからというもの、拭いても拭いてもトイレのあちこちに汚れが飛んでいて、掃除シートの消費がすごく増え、地味に家計を圧迫(笑)。
節約のために、掃除の頻度を減らすのも本末転倒……。検討した結果、口コミで知ったスプレータイプの掃除用品に切り替えました。
トイレットペーパーに軽くスプレーするだけで同じようにきれいになり、収納する際もBOXに入った掃除シートより省スペース。たっぷり入っているのでコスパも良く、支出も以前の3分の1に。掃除も気軽にできるようになりました。
【2】有名メーカー品にこだわるのをやめた
洗剤など、普段よく使う日用品。ついつい有名メーカーや老舗ブランドのものなど、なんとなく「ちょっといいもの」を使いたいと思っていました。
でも毎日使うものだからこそ、ちりも積もればそれなりの金額になりますよね。「“なんとなく”ならやめてもいいかも」と考え直しました。
使用感や効果などに大きな違いを感じないなら、100円ショップやドラックストア、プライベートブランドのお値打ち価格のもので十分。実際、不便を感じることはほとんどありません。
特に消耗品に関しては、使い勝手や効果に不満がなければ価格を抑えた物を選ぶようにしています。
【3】加湿器、空気清浄機をやめた
我が家には2人の息子がおり、空気清浄機は子どもが生まれた時、加湿器は今の家に住み始めた時に購入し、ずっとあって当たり前だと思っていました。
しかし週に1回は掃除をしないと水垢や埃で汚れるので、ずぼらな私はとにかく掃除が面倒で憂鬱でした。
金銭的に節約したいというよりは、面倒で億劫な家事を減らしたいと思い、一度別室に空気清浄機を移動させてみることに。普段よくいるリビングからなくしてみたものの、特に生活に変化はなく、思い切って手放すことにしました。加湿器も同様、夜中の室内干しで加湿できそうなので、同じタイミングで手放しました。
「みんなが使っているから」という安易な理由で購入してしまったものなので、本当に我が家に必要な物かどうか、考えてから取り入れるべきだったなと思っています。
【4】車を1台手放した
車がないと不便な地域に住んでおり、以前は軽自動車を2台所有し、私も夫も免許を取得してからはずっと車を利用してきました。
車はなくてはならないものですが、維持費が家計にかなり負担なのも事実。昨年、夫が転職して車通勤から電車通勤に変わり、平日は1台しか利用しないようになりました。休日もたいてい家族で出かけるので1台で足りるようになり、「もしかして、1台で十分では?」と思うように。
チャイルドシートを乗せ換えて、2台の車を交互に乗るのも面倒になり、1台を手放すことに決めました。
ちょうど車検に通す予定の古い方の車を売却でき、とっても節約になりました。1台分の自動車税、車検代、自動車保険代など、合わせて15万円ほど節約できたと思います。また思ったよりも高く売れたので貯金にまわすこともできました。
「なくてなならない」「あって当たり前」そんな先入観があって毎日の生活に必要だと思っているものほど、無駄な出費をうんでいたなと思うことが多々ありました。SNSなどで人の生活と自分の生活を比べてしまいがちな世の中ですが、自分の軸をもって上手に取捨選択していきたいものですね。