言わずと知れたグルメの宝庫・北海道。おいしいものがたくさんある道内で暮らす主婦たちは、日頃どんな食材を使っているのでしょうか。その土地に暮らす主婦が地元の推し食材を紹介する本連載、今回は北海道編です。有名なあの料理や、知る人ぞ知る北海道の名物郷土料理が登場します。
北海道といえば?
北海道札幌市で家事代行サービスを運営しているyurikaです。小学生3人と夫の5人暮らし。トクバイニュースではいつも掃除法の記事を買いていますが、今回は地元の主婦が日頃から食べている食材を紹介します。
北海道といえば、広大な大地ゆえに肉や魚、乳製品などの食材に恵まれています。休日には道内の「道の駅巡るドライブや牧場のソフトクリームやジェラートを食べてまわるレジャーも人気です。
そんな北海道に暮らす私たちが家庭でよく食べる食材は、どれもスーパーで気軽に買えるものばかりです。
北海道のおすすめグルメ
おすすめ1: 「ジンギスカン」
北海道グルメとして有名な「ジンギスカン」。道内では家庭でもよく食べられています。スーパーには、ジンギスカン用として調味液に漬け込んだ味付きのラムやマトンがが当たり前のように売られています。
ジンギスカンとは、ラム(成羊肉)とマトン(仔羊肉)を野菜と一緒に焼いて食べる料理。焼き肉店などではそのまま焼いてタレたれにつけて食べることもありますが、羊肉は独特の風味もあるため、あらかじめ味付けをしておいたほうが食べやすいです。人参、ピーマン、もやし、その他好みの野菜を一緒に焼いて食べます。
海で、キャンプで、お花見で……。家族が久しぶりに集まるとジンギスカンを囲みます。また、子ども達の習い事などの打ち上げでもジンギスカンはよく食べられるメニュー。北海道民にとってジンギスカンは交流の場を深めるパーティーメニューです。
おすすめ2: 「いかめし」
函館周辺の道南エリアでは、古くからイカ漁が盛んです。干しイカやするめイカなども売られていますが、新鮮なするめイカにもち米をパンパンにつめて味を付けて煮る「いかめし」が伝統料理として有名です。駅弁としても売られいて、おみやげにも人気があります。
北海道の主婦は手作りすることも。来客時のおもてなしや、子どものおやつ、夜食などにもぴったりです。
おすすめ3: 「十勝のナチュラルチーズ」
日本国内で生産されているナチュラルチーズの多くが北海道・十勝で製造されているそうです。広大で平坦な十勝平野は乳牛を飼育するのに適しているため、たくさんのチーズ工房があります。
ピザ、グラタン、トースト、パスタ……。我が家でも様々な料理に十勝のナチュラルチーズを使います。北海道民にとって当たり前に冷蔵庫に常備されているものです。
おすすめ4: 「かぼちゃ団子」
北海道の郷土料理「かぼちゃ団子」。小さい頃に祖母が作ってくれたという北海道民は多いのではないでしょうか。かぼちゃ団子の作り方はは「いももち」と同じ。いもではなくかぼちゃで作る、もちもちの団子です。
焼いたり揚げたり、調理法は家庭によって少しずつ違います。使うかぼちゃの品種もたくさんあり、「えびす」「みやこ」「くりゆたか」「雪化粧」「味平」「坊ちゃんかぼちゃ」「プッチィーニ」「バターナッツカボチャ」と、とっても種類が豊富なのです。食べ方も、鍋に入れたり味噌汁に入れたりと様々です。おやつに食べたり、おつまみにしたりも。北海道民にとっては、心温まる懐かしい料理です。
ちなみに、かぼちゃ団子の中におすすめ3で紹介した、十勝のナチュラルチーズをいれて焼くと更においしくておすすめです。
有名なグルメや名物食材がたくさんありますが、私たち主婦が愛用するのは子どものころから当たり前のように食べている思い出のものばかり。子どもたちの代にまで、地元食材のおいしさを伝えていきたいです。おみやげコーナーなどでも販売されていますので、北海道にお越しの際はぜひ探してみてください。