家事代行サービスを提供する株式会社CaSyは、掃除代行キャスト全員が使う「マイクロファイバー厚手雑巾2枚組」を駆使した効率的な時短掃除術を発表しました。
11月も後半に入り、大掃除を意識する時期になりましたね。株式会社CaSyによると、近年は大掃除を効率的に短時間で済ませたいというニーズが高まる傾向にあるといいます。そこで、キャストが愛用する「マイクロファイバー厚手雑巾2枚組(以下、マイクロファイバー雑巾)」を使った効率的な掃除術を紹介。短時間で簡単に家中をきれいにできる、プロのノウハウです。
ダイソーのマイクロファイバー雑巾とは
マイクロファイバー雑巾(正式名称: マイクロファイバー厚手雑巾2枚組)は、100円ショップ「ダイソー」で販売されている雑巾で、キャスト全員に支給される必携アイテムです。カジーキャストが「最高」と評価するほど便利なのだとか。マイクロファイバー繊維が汚れの吸着力に優れ、吸水性も抜群です。カジーでは基本的には依頼者の自宅にある掃除用具や洗剤を用いて掃除を行い、このマイクロファイバー雑巾は補助的に所持しているそうです。
時短掃除法術3パターンを紹介
カジーで活躍するトップキャストがおすすめする効率的な時短掃除術を紹介。マイクロファイバー雑巾があればすぐにできるので、ぜひチャレンジしてみてください。
窓の汚れ
窓には様々な汚れが付着しています。手垢や油汚れが付く内側も、砂ぼこりや排気ガスの汚れが付く外側も、むやみに洗剤や水を使うとかえって汚れを広げてしまいます。さらに、洗剤や水のムラを残さないように拭き取る手間も生じることに……。そんな窓には、ひどい汚れでない限りはマイクロファイバー雑巾と水があれば十分だといいます。
使うもの
マイクロファイバー雑巾 / 水 / 粉石けん(必要であれば)
手順
- マイクロファイバー雑巾を2枚用意する。1枚は濡らして固く絞っておく。
- 内側の窓を、濡らしたマイクロファイバー雑巾で上部から「コ」の字を描きながら水拭きする。すぐに乾いたマイクロファイバー雑巾で「コ」の字に乾拭きする。さらに、くるくると輪を描くように拭き、拭き跡をぼかす。
- 内側が終わったら外側も同様に行う。汚れが強い場合は、ごく少量の粉石けんを溶かした水で水拭きすると落ちやすくなる。
キッチンの壁にこびりついた油汚れ
コンロの周りに飛び散った油汚れは、放置して固まってしまうと簡単には落ちなくなってしまいます。大掃除でしっかり落としたい蓄積された油汚れは、調理後の予熱で汚れがゆるんだときに拭くのがベストタイミングです。
使うもの
マイクロファイバー雑巾 / キッチン用洗剤 / キッチンペーパー / 水
手順
- 調理の前に、キッチン用洗剤を含ませたキッチンペーパーを壁に貼り付けておく。
- 調理が終わったらキッチンペーパーを剥がし、そのキッチンペーパーで汚れを拭う。
- 水で濡らしたマイクロファイバー雑巾で残った油汚れと洗剤を拭き取る。
たまったほこり
家具や家電の上やすき間にたまったほこり。使い捨てのワイパー用シートなどを使っている家庭も多いようですが、コストパフォーマンスが良いとはいえないのが事実です。マイクロファイバー雑巾なら繰り返し使えて経済的というメリットも。
使うもの
マイクロファイバー雑巾 / フロアワイパーなどの本体 / ポリ袋
手順
- 乾いたままのマイクロファイバー雑巾で、ほこりがたまった所をなでる。雑巾の繊維の毛先がほこりを吸着してくれる。隙間や高所のほこりを取るときはフロアワイパーなどにマイクロファイバー雑巾を装着すると便利。
- マイクロファイバー雑巾に吸着したほこりは手で取り除ける。小さなポリ袋を持ちながら掃除すれば、取り除いたほこりをその場で捨てられて効率的。
マイクロファイバー雑巾を使えば、簡単かつ短時間で家中がピカピカになりそうですね。気持ちよく新年を迎えるために、ぜひ実践してみてください。