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ひと手間で電気代大幅減! 照明の節電法を家電スペシャリストが伝授



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年間を通して考えると、家庭の電力消費量の中で2番目に多いのは照明器具なのだとか。前回紹介した冷蔵庫の節電方法(リンク)に続き、今回は照明機器の節電方法を家電製品などの延長保証サービスを行う「テックマークジャパン」の家電スペシャリスト、本多宏行さんが伝授してくれます。実はある1つのことをするだけと、とても簡単でした。


冷蔵庫の節電ノウハウはこちら>>家庭の電力消費量No.1は冷蔵庫! 簡単なコツで10%以上の節電に

LED電球に交換するだけ

本多さんによると、家庭の照明機器の節電を考えるなら、LEDに交換することが最も効果的とのこと。それだけで、白熱電球や蛍光灯に比べると電力消費量が最大で約80%も減るそうです。

「今の電球が切れたら次はLEDにと考える方が多いのですが、節電効果を考えれば、切れてからではなくすぐに交換されることをおすすめします」と話します。ただ交換するだけならとても簡単。新しいLED電球を買う初期費用こそかかりますが、安くなった電気代ですぐにペイできそうです。

「こまめにオフ」もLEDなら節約に

ちなみに、照明の節電として考えがちな「こまめに電気を切る」という方法ですが、点消灯の回数が多いと、点灯前に電極を予熱する必要があるグローランプ式の蛍光灯は寿命を縮めてしまうそう。電極を予熱する仕組みを電子化させたインバータ式の蛍光灯や白熱灯であれば気にする必要はありませんが、節電・節約を考えればLEDが一番です。「人がいない部屋はこまめに消す」という方法もためらいなく行えます。


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LEDは節電以外のメリットも多数

LEDに切り替える節電効果がわかったところで、それ以外のメリットも多数あることを知っておきましょう。

紫外線に近い光や熱を放出しない

「蛍光灯などは可視光線の周波数帯が紫外線に近いのですが、それに比べてLEDは紫外線を放出することがなく、発熱も極小であることがメリットの1つです」。なぜ紫外線を放出しないかというと、蛍光灯は発熱するためガラス管を使っており、そのガラス管が紫外線を吸収する能力に欠けているから。対してLEDは、発熱も極小であることからアクリル管が採用されています。アクリルはガラスに比べると紫外線を吸収する能力が高く、さらにLED自体が紫外線を放出しないため、紫外線放出量は限りなく"無"に等しいそう。壁などインテリアの色褪せといった悪影響も少なくなります。

害虫が寄ってこない

虫が光に集まる理由は、多くの虫が紫外線に反応する修正を持っているためと言われています。LEDは紫外線が限りなく"無"であるため、そのような習性を持つ虫対策にもなります。いつの間にかリビングなどのシーリングライトのカバー内に虫の死骸が……ということが少なくなります。玄関のライトやガーデンライトにもぴったりですね。

色調を変えられる

LEDのうち「調光タイプ」を選べば、シーンに合わせて照明の色調を変えることができます。子どもが宿題をするときははっきり明るい「昼光色」に、食後のくつろぎタイムにはあたたかみのある「電球色」になど、スイッチひとつで調光ができます。


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今ならLEDにおトクに切り替えられる自治体も

東京都では現在、「家庭におけるLED省エネムーブメント促進事業」を展開中。今年8月15日から2019年3月31日まで、現在お持ちの白熱電球または電球型蛍光灯1個を家電量販店に持参すると、同じ型のLED電球に無料で交換してもらえます。対象者は東京都に住民票がある18歳以上の人全員。1人1回限りの交換となります。都内在住の人は、節電に大きくつながるLEDへの切り替えのきっかけに、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。


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