やりくり上手な人の家計簿、気になりませんか。今回は節約ブロガーのななさんに、家計簿の種類や支出の内訳、項目など、ある月の家計簿を公開してもらいました。ぜひ家計管理の参考にしてください。
使用している家計簿
こんにちは、節約ブロガーのななです。夫と長男の3人家族で、結婚後からコツコツ貯めている貯蓄額は現在920万円(2018年5月時点)。もう少しで夢の1000万円に届くところまできました。そんな私の家計簿を公開してみます。
現在、家計簿アプリを使って家計管理をしています。自動で項目を分類したり計算してくれるところが楽で使い続けています。今ではなくてはならない存在となった家計簿アプリですが、その前は長年大学ノートを使って手書きで家計簿をつけていました。
手書きの良さは、家計簿をつけながらしっかり支出を振り返ることできるところです。ずっと手書きにこだわって使っていたのですが、ある日ふと家計簿アプリを使ってみたところ、思っていた以上に便利で驚きました。
家計簿アプリの良いところは、支出を入力すれば自動的に合計を計算してくれるところ。手書きのときよりも、家計簿をつけるのにかかる時間が月に2~3時間は短縮できました。使い始めたばかりの頃はいずれ手書きに戻るつもりだったのに、家計簿アプリの便利さから手放すことができなくなり、もう使い始めて2年以上になります。
家計簿のつけ方
家計簿をつけるときに一番こだわっているのは、「使いすぎている項目を見つけること」です。簡単なことに感じますが、きちんと管理ができるようになったのはここ数年です。
家計簿はつけただけで満足をしていては意味がありません。「今月は日用品にお金を使いすぎてしまったけれど、何を買ったのかな? 」など、項目一つひとつを丁寧に振り返ることが大切です。こうすることで無駄な支出を次回から改善することができ、家計管理が上手になっていきますよ。
無駄であったかどうかを振り返り時に見極めるために、頻繁に買わないもの(例えば布団など)は家計簿アプリのメモ欄を使って具体的な購入物をメモしておきます。また特売日で予算以上にお金を使ってまとめ買いしたときなども、メモ欄に記載しておきます。
特にメモもないのにいつもより支出が多いのなら無駄使い認定! 「今月は日用品を買いすぎてしまっているので、来月は購入を控える」などの家計管理の目標を立てることができます。
家計管理に使用する項目
私の家計簿の項目は、一般的な家計簿より少し多めになっていると思います。自分なりに編み出した一番見直しがしやすい項目分けは以下の通りです。
- 住宅ローン
- 水道代
- 電気代(オール電化)
- 灯油代(冬期間のみ)
- 通信費(インターネット、電話代まとめて)
- 保険代
- お小遣い
- 学校費(給食費)
- 固定資産税、車検などを12で割った「大型固定費」
- 食費
- 外食費
- 日用品費
- ガソリン代
- 病院代
- レジャー費
- 習い事、家庭学習の教育費
- 美容室、床屋
- 交通費(バス、タクシー)
通信費に関しては、納得のいくプランや費用に見直しができるまでは、「インターネット代」「携帯代」「固定電話代」と全て分けて管理していました。これは、それぞれの具体的な額を意識し、項目ごとに節約をするためです。
また、大型固定費の中身の主な内訳は、車検、固定資産税、車の任意保険、プレゼント代です。これらは全て含めて管理していますが、この項目も半年に一回は見直すように心がけています。
それぞれの項目の金額と、やりくりポイント
2018年6月度家計簿公開
やりくりのポイント
「通信費」は格安SIMを使うのはもちろんのこと、格安SIMの中でもさらに安い「楽天モバイル」の「050データSIMプラン」というものを使い始めました。050から始まる電話番号と、低速ですがネットも使えて月額645円(税抜)という安さ! LINEもできますし、私の使い方ではこのプランで十分。私と子どもの2人分のスマホ代は合わせて1,290円と、かなり費用を抑えられていると思います。
また、食費は原則1週間分をまとめ買いしています。買い足しは週1回1,000円以内。できれば500円以内にし、どうしても足りないものだけに絞ります。行かなくても済むのであればもちろん行きません。私の場合は、買い物回数を増やすと「安いお菓子があるから…」など、買う予定のないものまで買って無駄遣いにつながってしまいやすいので、このスタイルにしています。
日用品など他の項目も同様に、用事があるとき以外はお店に行かないようにして無駄遣い防止を心がけています。
この月は土曜日参観や他の用事も重なった関係で、レジャー費は0円です。子どもが中学生なのでお金のかかるレジャーに行きたいという場面がだいぶ少なくなり、レジャー費はあまりかからなくなってきました。
我が家の家計簿を公開してみましたが、皆様の家計と比べていかがだったでしょうか。私もここで満足せず、これからも家計見直しと管理を頑張っていきます。