子どもから大人まで大人気の定番おかず餃子。家族で手作りするのも餃子の楽しみ方の1つですよね。今回は、餃子の作り方の基本を改めておさらい! カリッとジューシーに作る方法を、フードコーディネーターの筆者suzu.が伝授します。基本の餃子にプラスして、トマトとレモンを使った簡単アレンジレシピもご紹介します。
基本の餃子の作り方
餃子をジューシーにするポイントは、肉を野菜と混ぜ合わせる前に調味料と合わせてしっかりと粘り気が出るまで混ぜておくこと。また、白菜は余分な水分が入らないよう、水気をしっかり絞り取ることです。今回は、子どもも食べやすくアレンジしやすいよう、ニラではなくねぎを使用しました。
材料(24個分)
白菜 4枚(約250g) / 豚挽き肉 150g / ねぎ 1/2本 / しょうが 1かけ / にんにく 1かけ / 塩 適量
A(酒 大さじ1 / しょうゆ 大さじ1 / 鶏がらスープの素 小さじ1 / ごま油 大さじ1 / 塩、こしょう 少々)
餃子の皮 24枚 / サラダ油 適量 / ごま油 適量
基本の餃子あんの作り方
1. 白菜をみじん切りにし、塩をふってもみこみ、しばらく置いて水気をしっかり絞る。
2. ボウルに豚挽き肉、Aの調味料を入れて粘り気が出るまでよく混ぜる。
3. 1の白菜と、ねぎ、しょうが、にんにくをそれぞれみじん切りにしてから加えて混ぜる。※時間があるときは冷蔵庫で30分ほど寝かす。
基本の餃子の包み方
1. 餃子の皮にあんをのせる。
2. 餃子の皮の周りに指で水をつける。半分に折るように持ち、端からひだを寄せて包み、形を整える。
カリッと仕上げる餃子の焼き方
1. 火をかける前のフライパンにサラダ油をを入れ、キッチンペーパーを使って全体に広げたら餃子を並べ入れる。フライパンを中火にかけ、「ジュージュー」と音がして底面に少し焼き色がついたら、餃子が水に1cm程度浸る量の水を加えて蓋をする。
2. 蓋をしたら中弱火で5〜7分ほど火にかける。
3. 蓋を開けて水分が無くなっていたら、ごま油を回しかけて、強火でカリッと焼いて完成。
基本の餃子あんにちょい足しアレンジ
基本のあんに、食材をちょい足ししたアレンジ版2品ご紹介します。
アレンジ1: 「トマト餃子」
基本の餃子あんにトマトを加えます。意外な組み合わせと驚くかもしれませんが、トマトを入れることで旨味がアップ。ほどよい酸味で、さっぱり食べやすく、定番メニューになること間違いなしです。ごま油をオリーブオイルにかえて、みじん切りにしたバジルもプラスすると、イタリアン風に変身しますよ。
「トマト餃子」の作り方
基本の餃子あん(24個分)に、片栗粉大さじ1と、みじん切りにしたトマト1個をあんに加える。トマトは水分が出やすいのでしっかりあんとなじませておく。あとは基本の包み方と焼き方で作って完成。前述の通り、みじん切りのバジルや焼く際に使うごま油をオリーブオイルにすればイタリアンに変化しておすすめ。
餃子アレンジ2: 「レモン餃子」
基本のあんにレモンをプラスした「レモン餃子」。爽やかなレモンの酸味がやみつきになりますよ。食欲のない日にもさっぱりと食べられます。お好みでバジルソースやパクチーなどを添えてもGOOD。
「レモン餃子」の作り方
基本の餃子あん(24個分)に、レモン汁大さじ1を加えてよく混ぜる。あとは基本の包み方と焼き方で作って完成。レモンの香りを引き立てたい場合には、基本の餃子あんを作る段階で、調味料の中からしょうゆを抜き、代わりにレモン汁大さじ1と、塩小さじ1/2を加えてよく混ぜ、「塩レモン餃子」にするのもおすすめ。
餃子の冷凍
餃子は焼く前の状態であれば、冷凍保存することができます。お弁当や晩ごはんのスピードおかずとしてたくさん作って保存するのもおすすめです。冷凍保存する際は、バットにラップを敷いて片栗粉や小麦粉などで打ち粉をし、餃子を並べ入れたらラップで包んで冷凍します。打ち粉をしておくことで、餃子がバットにくっつくことなく冷凍できます。餃子が冷凍状態になった後、バットから取り外し、保存袋に移し変えて保存してもOKです。
カリッとジューシーな餃子に家族もよろこんでくれること間違い無し! まずは基本の餃子をマスターして、アレンジレシピにも挑戦してみてくださいね。