毎日家事や子育て、仕事で手一杯。働くママは「少しでも楽に家事をこなしたい」と思う方も多いでしょう。そこで整理収納アドバイザーの加藤菜美が、頑張りすぎない「投げ込み収納」をご紹介します。
「投げ込み収納」って?
投げ込み収納とは、カゴなどの収納用品を利用し、洋服や小物などを投げ込んで収納する方法のこと。洋服を畳む、並べる、といった工程を削減することができ、収納の手間が省けますよ。ここからは、私がいつも使っている無印良品の収納グッズと一緒に収納術をご紹介します。
投げ込み収納術1: パジャマを投げ込み収納
朝の忙しい時間にパジャマを脱ぎっぱなしにしていませんか。散らかりがちなものこそ、投げ込み収納がおすすめです。クローゼットに無印良品のカゴを置いてパジャマ置き場を作ってみましょう。︎こちらの商品は「重なるブリ材長方形バスケット・中」。価格は1,190円。ブリ材を使ったナチュラルなデザインのバスケットで、投げ込んでいるだけなのにスッキリして見えますね。椅子やソファに放置しておくのとそれほど手間は変わらないのに、片付いて見える感は全く違います。
投げ込み収納術2: 充電器を投げ込み収納
出しっぱなしになりがちな充電器。種類も多く、「これは何の充電器? 」といちいち確認するのもストレスですよね。よく使う充電器は束ねて、無印良品のファイルボックスに投げ込み収納してしまいましょう。私は、「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・ホワイトグレー・1/2」を使っています。価格は390円。コード部分を束ねておけば、取り出す時も絡まりません。
投げ込み収納するコードには、マスキングテープなどを貼ってどの充電器かわかるようにラベルを付けておきましょう。
投げ込み収納術3: 下着&靴下を投げ込み収納
忙しい時には、洗濯物の片付けなど簡単な仕事は家族に手伝って欲しいもの。きれいに収納しようと頑張りすぎずに、下着や靴下は投げ込み収納にしませんか。片付け場所が分かるようにラベリングしておくと、家族も手伝いがしやすくなりますよ。
写真のように下着と靴下を分け収納しておくと、取り出す時に手間取ることもありません。わが家で使っているのは、無印良品の「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス・浅型・ハーフ」。価格は690円。下着や靴下を入れるのにちょうどいいサイズ感です。引き出しの中を区切って収納したり、棚の中に入れて引き出し代わりとして使ったりと、使い勝手の良い収納グッズですよ。
投げ込み収納術4: おもちゃを投げ込み収納
子どものおもちゃも投げ込み収納が適しています。使うのは同じく「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス」。無印良品のソフトボックスは布製で、使わないときは畳んでしまえるのもポイント。取っ手が付いているので、棚からも取り出しやすく、子どもでも持ち運びできます。ぬいぐるみやおもちゃなどポンポンと投げ込み入れるのにおすすめです。
上の写真は、「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス・長方形・中」を使っています。価格は1,190円。
片付けも、「投げ込むだけ」と思えばちょっと楽に感じませんか。散らかりがちになっている場所は、実は「投げ込み収納」が合う場所かもしれません。ぜひ頑張りすぎない「投げ込み収納」を試してみてくださいね。
※価格は全て税込